14話 sha.side ページ15
廊下であの暗殺者に大先生が銃を向けてた。
sha「何してるんや！！」
思わず大きな声で声をかけた。
大先生はハッとした様子で俺を見た。
ut「しゃ、シャオちゃん…」
少し弱々とした声。
思わず力強く言った。
sha「おい、大先生！“ニセモノ”に遊ばれてるんちゃうぞ」
暗殺者をチラッと見ると瞳が揺れていた。
殺されかけてびっくりしてるんか？
大先生は俯き
ut「ごめん、なんか俺…」
と小さく言った。
sha「ちょ、少し話そうや。」
あの暗殺者には悪いがロープでぐるぐる巻きにして話が聞こえない程度に離れた。
sha「挑発されたんか知らんけど…いつもの大先生じゃないやん。」
ut「彼奴、俺そっくりやん…なんか…言い表せないけど。でも、少し挑発に乗ってもうたのはごめん」
何となく、大先生の気持ちがわかった気がした。
俺は笑って肩を叩いた。
sha「大丈夫やで大先生。お前はお前やん！」
●ut.side●
「ホンマは、俺にそっくりな彼奴が……
軍に入ったら、俺の役目がなくなるんやないかと不安で
それで撃とうとしたんや」
なんて言えるわけなかった。
でも、シャオロンもなんとなく伝わってると思う。
もう、本当にええ仲間を持ったな、俺。
※病み大先生出るかも疑惑出しときます。
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秋茶 - わわわ！！！すっごい素敵な小説ですね、、！！20話のところで気になったんですが短期ではなくて、短気だと思います、、こちらが間違っていたらすみません！！ (2021年7月29日 19時) (
レス) id: 73aa359a6a (このIDを非表示/違反報告)
気賀 - ほんと好きッ何だろう…そっくりさんがいると少し複雑な思いがあるのが二人にもあるって感じ。これからも頑張ってください！ (2021年5月4日 12時) (レス) id: b8904e92a2 (このIDを非表示/違反報告)
茶乃 - このシリーズほんま好きやわぁ(更新待ってまー) (2021年3月30日 1時) (レス) id: cd9bc197b9 (このIDを非表示/違反報告)
マイクスタンド - 皆様！ここに神作品と神作者様が！ (2021年3月22日 15時) (レス) id: cf54397fb2 (このIDを非表示/違反報告)
霊音 - 新作おめでとうございます！！神作！！これからも頑張ってください！ (2021年3月21日 23時) (レス) id: fe9d8e551a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結斗 | 作成日時：2021年3月21日 13時
