28話 #you.side ページ29
「シャオロンとコネシマか…リミアムを殺ったのか？」
一人の男が偉そうに口を開く。
俺はシャオロンを背中で庇うように前に立ち、冷静に考える。
今アイツ等は俺をコネシマだと思っているらしいわw
そこは良い点やと思う、けど…
残念やけどここは監視カメラの死角。
応援が来るには少し時間がかかるやろ。
「ふむ、無視をするか。まぁ良い。リミアムがしくじらなければお前等を確保しなくて済んだんだが。上手くいかないものだな」
『そんなに、俺達の国を負かしたいんやなw』
嘲笑いながら近くに居る男に蹴りを入れる。
奇妙な声をあげ吹っ飛ぶのを見ながら次の攻撃をまた違う男に入れる。
「ナイフを持っているのに使わないんだな。」
『お前等なんてナイフもいらへんわww』
こんなに余裕ぶってるんやけど実はきつい。
ナイフを使ってもいいが時折飛んでくる銃弾を弾くのにも使える。
何より、後ろにはシャオロンも居るんや。
いざって時は守らんといけん。
俺は小声で後ろに居るシャオロンに話しかけた。
『俺、コネシマのフリするわ。もうしとるけど』
sha「面白いんやけどな。危ないときは逃げてや、絶対。」
『大丈夫やって。シャオロン今からでええ、隙を見て逃げてな。』
俺は振り返らずにシャオロンのそばにいる男達にナイフを刺していく。
sha「は！？何！どう言う事やねん！！」
シャオロンの逃げ場のルートを作る。
『こう言う事や！！』
俺は、別に正義の味方になりたいんやない。
死にたくもない。
でも何より、
仲間だと信じてくれたお前等に死んでほしくない。
「クソッ。一旦下がるんだ！！」
せっかくお前の為に逃げてくれって頑張ってるんやで俺。
シャオロン
(空気読んで)
逃げてくれ
sha「すまん！！すぐ応援呼ぶ！」
『はよ来ないと俺死ぬでwww』
シャオロンは名残惜しそうに走って行った。
俺も怪我人を走らせるのはどうかと思うんやけど仕方ないんや。
怪我人ここに残す方が危ない。
残りが二人となった現在。
大分体力を使い息を少しあげている俺。
俺を嘲笑うかのように見る男。
何かムカつくやん
「疲れただろう、おい俺達もピンチだ。そろそろ
もう一人の男がポケットから赤黒いスプレーを取り出す。
何やそれ
カラースプレー？
※なわけなかろう
『あー何かヤバい奴なん？』
ゴメンなシャオロン
怪我人なん知ってんで？
でもさ
はよ来い
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悠斗 - すみません！3ページ目の「言われなくてもするで？」ではなく「言われへんくてもするで？」の方が違和感が無いと思います！失礼しました！ (2022年10月4日 19時) (
レス) @page4 id: 1dcf6bd63e (このIDを非表示/違反報告)
結斗(プロフ) - エラーが生じてしまい、この作品はこれ以上出来ないので把握お願いします(？) (2021年3月22日 17時) (レス) id: 2e2cde2b93 (このIDを非表示/違反報告)
結斗(プロフ) - 霊音さん» ありがとうございます！ (2021年3月21日 13時) (レス) id: 2e2cde2b93 (このIDを非表示/違反報告)
霊音 - 完結おめでとうございます (2021年3月20日 22時) (レス) id: fe9d8e551a (このIDを非表示/違反報告)
結斗(プロフ) - 夏希さん» ありがとうございます！！新作はもう少し先になります。すみませんm(_ _)mクロスオーバーはうーん…考えてみます！！何か意見があったらどうぞ！！(ドンと来い！！)頑張ります！！ご意見・質問ありがとうございました！！ (2020年12月27日 20時) (レス) id: 2e2cde2b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結斗 | 作成日時：2020年12月6日 16時
