Sexy Girl.2【SZ】

不安定な時 ページ21

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風磨side






A「ねね、膝枕して」







楽屋でAと2人きり


ケータイいじってたら珍しくAが甘えたさん


たまにあるのよ、こうゆう時。

定期的にくるメンバーに対してデレ期とか〇〇dayとか、




けど今日はちがう気がする







風磨「はい、どうぞ。」





俺にしては珍しくね？笑


素直にソファーにスペースを開けてあげた





聞こえるか聞こえないか位の声でお礼を言われ

セットしたばっかのふわっふわな髪の毛が膝に触れて少しくすぐったい。






A「…風磨痩せたよね。」




風磨「そう？ジム行ってるからじゃない？」





A「…そっか。」




風磨「そうだよ。」






時計の秒針と廊下を走るスタッフの声しか聞こえないこの静かな時間




Aが考えてることがなんとなくわかった気がする。





サマパラが無事終わり、


俺はドラマがありがたいことに決まって


中島の多忙スケジュールも落ち着いてきた


松島もダンスに磨きをかけたいって空いてる時間にはレッスンを入れたり、

マリウスも海外に勉強しに行ってるし


勝利はラジオのレギュラー決定。




それぞれすべき事は色々あるし
忙しさの反面やりがいを感じてると思ってる、

俺はね。




メンバーのことよく見てるAには
俺らのそういうので心配かけてたんだと思う。


母さんみたいだからね、Aは。笑







風磨「Aおいで。」






俺が手を広げるとそのまままたがるようにして抱きついてきた






A「ドラマ頑張ってね。」





胸にうずくまりながらも満面の笑みで言ってくれた。笑


無理してるだろうけどこれがAの優しさだからあえて触れないでおこう





風磨「ありがと。」





だから俺も満面の笑みを返してあげる


Aにしかしないけどね、






A「…もう寝るから。」




風磨「はいはい」




うずくまって隠してるつもり？

耳が真っ赤ですよ。笑



不安定な時は誰でもいいから頼れよな。




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