万能スタッフちゃんは人気者です

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ま「Aさん！いらっしゃい！あがってあがって！僕、Aさんが来るって思ったら寝れなくて3日前から起きてるんだ！すごいでしょ！？」




「すごいです。異常です。今すぐ寝てください」




ま「そんなわけにはいかないよ〜Aさんが来ると思ってたらろくに作業に手がつかなくて3日分の仕事が溜まってるから〜」




ははは〜なんて素晴らしい笑顔でとんでもない愛情をぶつけてくる彼こそがまふまふ様でございます。




でも、それが私にとってはものすごい負担なことをわかってくれ………。




私がいくら早く来たところで、彼のせいでブラック企業も笑っちゃうような残業をしなくちゃいけないからこうして私は焦ってここまで来たわけだ。




基本、私の仕事は『掃除』という名目の『まふまふさんのお仕事3日分』だから。




そんなのいくら残業代くれたって3日分の作業を終わらせるなんて…ほぼ不可能に近い。




まふまふさんと栄養ドリンク決めて徹夜してやっと終わるレベルだ。




ということですので、ちゃっちゃと掃除なんてものは終わらせてまふまふさんを寝かせます。




でも、まてよ。




まずこの人を寝かそう。




ろくに休息をとってない状態でする仕事なんてミスが起こること間違いなしだし、寝て脳を少しでも休ませた方が仕事の効率はあがるはず。




だから、少しでも多くまふまふさんを寝させてあげよう。よし。




「まふまふさん、とりあえず寝てください」




ま「むぅ、せっかく僕がこんなに楽しみに待ってたのになんでAちゃんはそんなに冷たいの？」




「まふまふさんのためを思って最善の策を提示させていただいてます」




ま「だから、そーゆー言葉遣いとか！」




「はぁ…？」




ま「もう！いい！作業はそらるさんに全部押し付けて、今日は僕とAちゃんの仲を深める日にしよう！まずは僕がAちゃんに貢ぎます！」




「私こんなにクマが酷い人のとなり歩きたくないので少しでも寝てください」




ま「じゃあ、わかった！一緒に寝よう！」




？？？？？




この人ナニヲイッテルノ？

3→←1（まふまふ）

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