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▼地獄のクッキング ページ6

【エスクプス】



『お前マジで余計な事ばっかすんなよぉおおおお!!!!』





それはそれはデカいAの声が宿舎に響いた。





「……何があったんだ」

『ジョンハニが!』

「俺じゃねーよ。Aの説明が悪くね?」

『待てや!!どうやったら“塩ひとつまみ”が“砂糖大さじ2杯”に変わるんだよ!!独自の手法いれてっからだろ!!?』

「…あー、前と同じ感じ?」





ジョンハン料理を作りたい

→ひとりでは出来ない

→暇であれ忙しいであれAを引きずってきて手伝わせる

→Aの注意を無視して料理進める

→途中でAが爆発





という一連のアルゴリズム。

多分今日も同じだろう。





あと、上手くいかないと大体他のメンバーに食わせるところまでもセットかな……。





『本当に…料理しない人ってレシピ通りに作らない……』





こいつがなかなか頭を抱える機会なんて滅多にないのに、それをさせるジョンハニはマジで凄い。

あと悪びれていないところは特に凄い。





『さて、こっからどうしようか』

▽→←▽



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作者名:歓楽街 | 作成日時:2023年2月18日 13時

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