▽ ページ48
「面白かったね」
『心の中で叫び続けた記憶しかない』
「意外と完成度も高かったし」
『Kathyと同じタイミングで発狂した記憶しかない』
「血の描写がリアルで良かっ」
『ホンジョサ、お昼ご飯奢りなさい』
ケラケラ笑って「分かったよ」と私の頭を撫でる。むかつく。
「何食べたい？」
『あ。あっこにしよう』
ちょうどいい所にSUBWAYが。
「リーズナブルだね」
『あー、いま安い女と思ったやろ』
「さ、行こうか」
『シュアや？』
「お腹すいたんでしょ？」
『シュアや…』
.
.
『ごちそうさまですシュア。さて、次はどこに行く』
「Aはどこでもいいの？」
『う〜ん…………ショッピング？』
「じゃあ向こうだね」
『ジョシュアはそれでいいのかい』
「うん。さっき映画付き合ってくれたでしょ」
『付き合わされたんですけどね！！』
ジョシュアを引き連れてショッピングモールへGo。
「洋服でも見たいの？」
『私が自分で服屋へ出向くと思っているのか』
「そのつもりなら止めようと思って」
『既にユン ジョンハンに禁止されてっから、その心配は要らぬ』
ただのんびり一人でウィンドウショッピングでもしようと思っただけである。
結局隣に同業者(かつ同じグループ)がいるけど。
「デートみたいだね」
『私がそう言ったら全力で否定するくせに』
「俺が言う分にはいいの」
『はあ！？』
お前そういうのなんて言うか知ってるか！？暴論だよ！！！
『…………暴君め』
「ン？」
『ジョシュアくん今日もカッコイイ』
「うん、知ってる」
宿舎なら上段蹴りしてやるのに……帰ったら喰らわせよう。
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作者名：歓楽街
| 作成日時：2023年2月18日 13時
