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『おらおらウォヌウジ！！！朝だぞ朝ァ！！今日はコンサートだ、Get up！bro！！』
「…う……今何時…」
『6時半！』
「早起きすぎだろ、クソババア…」
宿舎だったらフライパンで叩きのめしてたぞイ ジフン。
よかったな、ここがホテルで。
「…ちっ、殺す……」
『ねえウォヌ最近私の事嫌いだべ』
「俺、寝たの3時……」
マフィアみたいに私を睨みつけて、そう言った弟。殺意が伝わるぜ…。
『ほら〜もう、ずっとゲームなんかやるからぁ〜』
「………早起きおばさんは、ホテルの周りでも散歩してろ…」
まだ22歳なんだよね！！
『仕方ねぇ、2時間くらい外に出ててやるよ。ちゃんと起きなよ〜？』
.
「ヌナ！」
『んお、ミンハオ！』
爽やかに「おはよう」というB-boy、夜型人間ズとは大違いだ。
「早いね、起きるの」
『10時に寝て、6時に起きた！』
「めっちゃ健康(笑)」
『でも今回は、同室がウォヌとウジだったろ？2人とも遅くに寝たから、まだ起きそうになくて』
「うるさいって閉め出された？」
『お！ご明答！そっちは、なんでこんな早く起きたの？』
「ん〜、ホテル散策？朝日が綺麗だったから」
『
なんて素晴らしい朝活だ。
私なんてシャワー浴びたくらいだよ。
そしてウォヌに睨まれて追い出されて。
『ハオちん、朝ごはん食べた？』
「食べてないよ」
『カツ丼でも食おうぜ』
「ひとりで食ってろ」
『嘘だからヌナのこと捨てないで。ミートパイとかどうだ？ホットドッグでも。あ、ワッフルでもいいよ！？女の子はワッフル好きでしょ！？』
「まさか僕のこと女の子とお思いで？」
『私が男の子なら、もうお前らは女の子でいいと思う』
「あー」
頼む、納得しないでくれ。
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作者名：歓楽街
| 作成日時：2023年2月18日 13時
