SEVENTEENの太陽【2nd】 (ページ32)

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帰宅後、ソファーでのんびりしていたドギョムに新しい服を自慢して、早1時間。

なぜか彼までテンション上がって「いいねー」「ボクその服好きだよ！」とず〜っとにこにこ褒めてくれる。

まじいい子。好き。

いつか彼に嫁ぐ人、絶対あなたは幸せになれるよ。

「これ全部ミョンホが選んだの？」

『そ！だって私のセンスでこんなん買えるわけないでしょ』

「うん、そんな事だろうとは思った」

『じゃあ聞くなや！』

「ヌナのお気に入りは？」

『話逸らしたな？』

お気に入りって言ったって……ミョンホが選んでくれたんだから、全部お気に入りだけどな…。

ふと、一番最初に入った服屋さんのスカートが目に入る。

………………あれ、かわいいんだよなあ。

『………一番って言うなら、これかな』

そう思いながら私が指さしたのは、ギンガムチェックのワイドデニム。

「へえ！奇抜でカッコイイね」

『アンタがプレディス来た日のファッションには負ける』

「ねえそれいつまで擦るの…？」

『そりゃもういつまでも！』

「ヌナだって、その不細工な猫のスウェットずっと着てるくせに！！」

『ごんぞう君のどこが不細工なんだ！！』

「ごんぞう君！！？」