▽ ページ25
※少し下品です
「はい、じゃあまずホシの主張」
「おれはただの被害者です。パンツ履こうとしたら、ヌナが大胆に入ってきただけです。わるいのはぜんぶAぬなです」
「…じゃ、被告人Aの主張」
『せめて名前を呼んでくれませんか……………私は、ただ風呂に入りたい一心で…あろう事か誰かが入っていることを確認もせずに脱衣所に乱入しました。わるいのはわたしです』
すみませんでした、とホシに土下座をした。
「まあ、Aヌナのリアクション的に故意じゃない事は分かるし……何年も一緒にいるから、今更怒る事じゃないけどさ……」
『あとこれだけは言わせてくれ、見たのは尻だ。ホシのホシは今も尚、私の中ではシークレットだ。……っていう事で、許してもらえませんかね…』
「しかしA、ホシのプライドは傷つけられたと言うわけだ」
「うん、ぼくのプライドぼろぼろだよひょん」
胸を押さえてえーんえーんと言うホシ。だからごめんて…。
『悪かったって…！！つーか、私もお前のお前を見たところでなんとも思わないからさ！！兄貴達のは何遍も見てきたし！！』
「待て待てA、その言い方も語弊が凄いから落ち着け」
「なんでなんとも思わないの！！？思えよ！！」
『「思えよ」ってなに！！？』
「じゃあヌナ、例えばおれのおれがスゴくてもなんとも思わないの！？例えば毛がッ…！！むぐ！！」
「ストップ。変な例えを持ち出すんじゃねぇよ…」
クプスがホシの口を塞いだ。
『毛があろうがなかろうが、ホシのホシのサイズとか色がどうであろうが、別にブツそのものがお前なわけじゃないしさ……あと重ねて言うけど、兄貴のモンは何回も見てきたわけだから…今更驚くことじゃないって言うかさ……』
「落ち着けってのA。ホシに言わせなかったこと全部言いやがって」
「おれのおれはすごいんだからな！！！」
「どこがだ」
「あれっ！？ヒョンが急に敵に回った！！！」
『ホシのホシがすごくてもどうでもいいわ！！！』
「なんでさ！！！」
『説明する必要あるかな！！？』
未来永劫、見る機会なんて訪れないからだけど！？
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作者名：歓楽街
| 作成日時：2023年2月18日 13時
