僕らの太陽【2nd】 (ページ7)

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【ジス】

「だいたいお前色々と紛らわしいんだよ！！結局何人(なにじん)かもよく分かってねえし！！」

『んな事ァ今関係ねーだろボケェ！！思い返せば、お前こそ最初っから私の事年下扱いしてきてたよな！？タメだったよなあ！？？』

なんかうるせえ人達が取っ組み合いしてるなと思ったら、見覚えのある2人だった。

ひとりは友人、ひとりは以前挨拶をした女の子。

…女の子は、一瞬誰だか分からなかったけど。

…………見なかったことにしよう。

『あっ！あれ！？スンチョラ、あいつジスだよね？？』

「え？…あっ、ジス！！！」

おっと、二人は野生の勘が効くようだ。

『わー、先月ぶりだなあジス！』

「うん。Aはすっかりイメチェンしたんだね」

『似合うだろ』

「俺は長い方が好き」

『おい』

「オレもー」

『黙れクソゴリ』

また2人は喧嘩をしだす。

沸点低いな～。

『ってか…ジスはSEVENTEEN TVに参加するの？？してほしい！友達いてほしいし』

「オレが行ってやんだから感謝しろよな」

『お前はベクトル違うから』

「あ？」

『ギャアアアアアッ！！！』

スンチョリがAを押さえ込んでキャメルクラッチをかました。

「ふふ、仲良いね2人は」

「『どこが！！』」

「そういうとこ」