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『んじゃ、改めてよろしくねスニョン君よ』
「はい!!」
テテテレッテッテッテー!!
スニョン少年と友達になった!
彼はかわいらしい顔で笑う、面白い良い子である。たぶん。
どっかのいかついゴリリンとは真逆である。
「A、今時間ある?」
『出ったあ〜ゴリリン、』
「よし、お前そこに寝ろ」
『キャメルクラッチは間に合ってる』
「チッ」
『この野郎』
何が「チッ」だよ腹立つな。
『んで用事はなんや』
「ジス迎えに行こう」
『ホァ??ジス?もう今日から出れるの??』
「みたいだぞ」
『おぉ!やったね!』
「ね」
『よぉし!ほんなら早く迎えに行こう!!』
親指でドアを差したところで、スンチョルの後ろから誰かが顔を出した。
「ヒョン、僕も行きたいです」
「おお、行くか?」
『キミは……えーっと、ハンサムガイ』
「僕ハンソルです」
『そう!ハンソル君だよね!!知ってた』
「嘘つけ」
げっ。
…スンチョルって本当鋭いなあ。
『顔はちゃんと覚えてたもん……』
この子は顔のインパクト強いから、印象に残ってたもん…。
『ハンサムやな〜、スンチョルとはえらい違いだ』
「オレもハンサムだろ」
『いや〜キツいわ痛いっ!!』
脳天チョップは痛いて!!!
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作者名:歓楽街 | 作成日時:2023年1月30日 21時