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ページ13

【スニョン】



「ようするに、気にしないでいいよってことですね!」

『そう!そういう事!』





な〜んでジュニは着々と親交を深められてんだ…?

なんだ?何も考えずに話しかけるのが最善と言うことか?





「スニョア、こっち来ないの?」

「えっ?」

『すにょあ』





ふと、ジュニが手招きをしているのに気づいた。

えっと、急に??

急に…なに???





『あの口が開いてるのが、すにょあ?』

「そうですよ、クォン スニョン」

『ほへ〜、ダンスが上手な子だ』

「ヌナとは大違いでね」

『やかましいわ』





…とりあえず、ジュニが作ってくれた話しかける機会だ。





「えーーっと…クォン スニョンですこんにちは」

『はいどうもこんにちは』





前に座って頭を下げると、相手も同じように姿勢を正して頭を下げた。





『って、そんな堅苦しくせんでも(笑)』

「ハハハ……そっすね」

「スニョンイね、ずっとヌナに話しかけるの渋ってたの」

「おい!?」





おま……何を!?急に口を挟んだと思えば、何を言っちゃってんの!??





『あらま〜、話しかけづらいオーラ醸し出してた?』

「いやっ!……どんな人か、まだよく分かってなかったから…」

『あ〜〜、そりゃあそうだよねぇ。急に女ひとりぶっ込まれちゃあ怪しいと思うよね〜、わかるわかる』





そうやって、まるで他人事のように呆れる。





『でもなんにもないよ?心配もない。あ、うそ。ダンスの下手くそさは酷いから、なんにもなくはないわ』

「体も硬いしね」

『やかましいっての』

▽→←▼ジス、合流



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作者名:歓楽街 | 作成日時:2023年1月30日 21時

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