僕らの太陽【2nd】

▼Jisoo's Guitar Lesson ページ25

『むり〜、指つる！！』

「アハハ(笑) まあこのコードは少し難しいからね」





ジスにギターを借りて、軽く鳴らしてみた。

思ってた感じと違ったなって言ったら、「弦を押さえないとダメだもん」って言うから、少し教えてもらった。





指つりそうになった。

無理。

やめだやめだ。





『私はギター弾いてるお前の横で、マラカスでも鳴らしてるわ』

「それは面白い」

『あー…私も特技ほしいよ〜、歌しか歌えない〜……』

「ダンスは下手くそだもんね」

『うるへー！！これでも上手くなったんだよ！！』

「そうね〜、スニョアも言ってたよ」

『え！？』

「ほんとほんと。「ヌナ、ド下手から下手になってる」って」





うーん褒め言葉として受け取るよ！！！





『普通くらいにはならないと……』

「Aなら出来るよ、頑張り屋だからね」

『ジスがそう言うならもっと頑張れる〜……頑張りまぁーす…』

「それだけ歌が上手ければ、デビューしたあともそれを売りに出来るとは思うけどね」

『あー。あー、うん。………そうかな』

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