毎日が助手席争奪戦。【3rd】 (ページ8)

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JS「シャンパンとか用意していたら良かったかな」

『午後から仕事ですって』

SC「んじゃ、夜も続きする？」

JN「さんせ〜い」

『それはさすがに……』

MH「主役が口出ししないの」

『主役なのに』

主役が発言を制限される誕生日なんて嫌だよ。

WN「あ、もう一時間くらい経ってんね。そろそろ…」

HS「そろそろお楽しみの時間と行こうか！！」

パンッ！！

SG「なに突然クラッカーなんて鳴らしてるの」

HS「余ってたから。Aもやる？」

『あ、どうも』

HS「はいじゃあみんな準備〜っ！！」

余ってるにしては多いな、クラッカー。

ぱんぱかぱんぱかクラッカーを鳴らして待っていたら、「よぉしスタンバイおっけい！」と言うホシさんの声がした。

HS「A！こっちおいで！」

『その前にこのクラッカーのテープ片付けても………』

HS「そんなのあとであとで！！」

『ああぁぁあぁ……』

ずるずると引きずられて行った先には、なにやらプレゼントのような山があった。

『…え、これ……』

SC「オレたちからAに」

『みなさんから私に』

いや、あの…ものすごいデカいやつがふたつも………。

『…えっと、この中からひとつ選べみたいなやつですか』

WZ「それじゃあ選ばれなかったやつが酷だろ…」

MH「ぜーんぶAの」

『わお…』

JS「気になったやつからでいいから、開けてみてよ」

『………わ、分かりました』