SEVENTEENの太陽【11th】 (ページ30)

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「あっ…！！」

Aオンニから借りたハンドタオル…持って帰ってきちゃった。

にしても……この柔軟剤どこのやつだろう。

わたしの汚ったない涙やなんやらで匂いが薄れちゃったけど…どうにか特定出来ないかな…。

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『本当にだよ！！逆にそんなに熱烈な思いを直接伝えてくれる人なんてほぼいないよ！！嬉しいくらいだわ！』

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「はぁ……………好き…」

メンバーにしか使わない男らしい口調が、まさかわたしに向けられるなんて夢にも思わなかったなあ……かわいかった…。

ってか！ってか！！

もう少ししたら、わたしがあのご尊顔にメイクを施すことが出来るって事だよね！？？

っはあ……！！嬉しすぎる！！嬉しすぎて漏らしそう…！！！

ってダメダメ、冷静になれキムチェヨン！！！

もうこの先は、きっとオンニの前では冷静でいられなければ首を切られる世界だ！！冷静で、仕事の出来る女でなければ！！

ああ〜……！！でも本当に良かった…今まで影からしかオンニを守れなかったけれど、これからは堂々と守ることが出来るはず…！

オンニのマイクのコード切りやがったクソアマを粛清させたり、

ワールドツアーでマイク故意に水没させたクソスタッフを社会的に殺したり、

オンニの生理用品を盗んで隠したスタッフ数名を蹂躙したり。

その努力も、報われたのね…。

オンニの平和な日常のためなら、この先もずっと、この身が滅びようとなんだって出来る。