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『マネェェイジャアアアアッ!!!』
《どうしたどうした……そんなに大声出さんでも聞こえるよ》
『どうしたもこうしたもないっすよ!!なんか、ミンギュがっ、私の…なんか!!』
《ミンギュが??》
『私とイ ソンギュさんが熱愛出たみたいな変な噂をですね……』
《………あ、うん。なんか事実確認の電話来た》
『来たの!??』
《ちょうどAに確認しようと思ってたん__》
『根も葉もねぇよッ!!!』
《コラ、一旦落ち着きなさい》
『ぬぐぅ……………』
《とにかく、お前は向こうとなんの関係もないって事ね?》
『うん。ないです。あのコラボ以来、なんの連絡も…私からはしてない』
《了解、そう伝えておく》
『頼みます……』
はーあ。急に何を言うかと思ったら。
私がイ ソンギュさんと交際って?
ありえないあえりない。天変地異が起きたってありえない。
ひとまずマネージャーとの電話を終える。
『ミンギュや!これで事件は解決だぞ!』
「解決…するのかなぁ」
『なに、その含んだ言い方は』
「実はさぁ。おれ、あの人と局で会えば何かと話すくらいの関係なんだけど」
『うん』
「……その時から、ヌナについていっぱい聞かれててさ」
『………うん』
「ちょっと聞くこと多いなって思ってからは、出来るだけ濁して答えてるんだけどさ……」
『いや、いい。ミンギュ、それ以上言うな』
「……でもほら、嫌ならおれが何とかするよ」
『まあ…………いい気はしないけど、大丈夫。あんまり心配すんな』
そうしょげるなって。ミンギュが悩むことなんて何もないさ。
『今日のところはもうおやすミンギュしようよ』
「うわつまんな」
『殺すぞ』
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作者名:歓楽街 | 作成日時:2023年3月12日 12時