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ページ37

【ジョンハン】



『次は何食べようか!』

「食ってばっかりじゃ太……」

『お散歩しようか!!!』

「夏に外で散歩するのやだよ。どっか建物に入ろうよ」

『わがままやな、ちょんちょん』

「お前にチョンチョンて呼ばれるのちょっとヤダわ」

『差別!!』

「区別ね??」

『はぁ……』





さも「傷つきました」と言いたげにがっくりと肩を落とすA。

被害者ヅラがお上手なことで(笑)





『良さげなお店でもあったら、そこに入っ………___!!!』

「…えっ?A!?」





突然、隣を歩いていたはずのAが走り出した。





「ちょ、おい!!」





たまたま車の通らないタイミングだったからいいが、脇目も振らずに車道を横断するなんて馬鹿のする事だ。













.













.














「………………は?」





追いかけたはいいが、目の前の光景はいささか変な感じがした。

息を切らして女性を抱きしめるAと、きょとんとしてAにされるがままの女性。





「……へ、Hey…?Who are you…??」





綺麗に切りそろえられた毛先を揺らして、彼女は尋ねる。





『………………ジナ』

「…………え?」

『あなた、ジナだよね』





えっと…コレ噛み合ってるか??噛み合ってなくね??





「A、相手が困って___」

「えっ、A?………Aって言った!?」





ジナと呼ばれた女性は、Aの顔を手で挟んだ。

そして、Aの顔をまじまじと見つめる。





「……あっ…え、本当にA…………?」

『うん、そう、A。………ねえ、ジナ…だよね?』

「………うん……ジナ…」





Aが、「ああ、ジナ…!!」ともう一度彼女を抱きしめたら、今度はジナさんの方もAを強く抱き締めた。





「………」





なにやら、感動の再会のようだ。

だが、しかし。

Aや。おれ、どうしたらいい。すごく蚊帳の外だ。

クラッカーとか鳴らした方が良かったかなコレ。

▼数年越しの再会→←▽



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作者名:歓楽街 | 作成日時:2023年3月12日 12時

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