SEVENTEENの太陽【5th】 (ページ32)

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アメリカに来て、時差ボケで変な時間に眠くなったらどうしようと心配していたのだが、ウリリーダーのおかげでわりとすぐにそのボケは治った。

こっちの朝の時間帯に起きたはいいが、どうやらメンバーはやっと眠くなってきたようです。

わちしはひとりでどう過ごしたらいいと言うのさ。

ミョンホちゃんもうたた寝中だよ。ひまだよ。

ここがカリフォルニアならジスのママにでもお電話しようと思ったけど……さすがにシカゴとロサンゼルスじゃ遠いよね。

『そうだ、』

せっかくベランダからの見晴らしがいいんだし、いい歌詞でも書けないかな♪

愛用のメモ帳とクルトガとスマホを持って、ミョンホを起こさないように静かにベランダに出る。

『あっっっつィ〜……』

さすが8月。もう無理。死ぬ。

……ん？

あ、ソンギュさんからカトク来てたんだ。

『…た、の、し………い、で、す………よ、っと』

いい加減やり取りにひと息つかないかな。

機械音痴からしたら、延々続くチャットのやり取りなんて嫌がらせでしかないよ。

しかもどうでもいい話とかさ。要るかな？

いや、私も極たまにジュニにちょっかいかけるけどさ。

まあジュニだけだからいいじゃん。

えっ、なんでジュニだけかって？

だってウジとかにやると、報復として勝手に財布から金取られて、その金でメシに行きやがるし。

ボノニは怒らないけど、既読スルーしかしなくてつまらないし。

ウォヌにやると、サーバーダウンさせるよとか言って脅してくるし。

サーバーダウンって何なんだよ。サーバーって何よ。

丁度いいレスをくれるのはジュニだけだから。優しいよ、彼。