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「明日はボーカルデーだな」
『それより無言でドライヤー渡してくるのやめろよ』
ないんだよなぁ、「乾かして」って言葉が。
「なんで？」
『えっ』
チェ スンチョル、いつから自分がボンボンだと錯覚した？？
「オレの髪が赤いうちは、Aがやってくれるんだろ？」
『いや一言もそんなこと宣言してない』
「やって」
『あ、ハイ』
5本くらい抜き捨てていいかな？いいよね？？
「髪の毛故意に抜いたら殺す」
『ひぇ』
なんで私の考えてることが分かるんだ、このゴリラ。
「Aのソロ、たのしみ」
『ねえ〜、乾かせないでしょ』
私の足の間に座るクプスが上を向いてきた。
ズボン濡れるし、やめてくれよ。
「うわー、A下から見たらブサイクだな」
『黙れよ』
「顎やばいぞ」
『下から見て顎がヤバくない人の方がヤバいよ』
「まじブス〜」
『バイブスみたいに言うな！！前向け！！』
「アッツ！！！」
温風出したまま顔面にドライヤー向けたら、その熱さに飛び退いたクプス。
『お前まじ、全世界のCARATから幻滅されろ！！！』
「はあ！？？」
.
.
「ヒョン、ヌナ。ドッタンバッタンうるさい」
「『だってこいつが！！！』」
.
.
「お前らうるさい。静かにしないと殺す」
「『ごめんなさい』」
ハオや、眠たそうにしてたジョンハニを連れてくるのは反則。
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作者名：歓楽街
| 作成日時：2023年3月12日 12時
