番外編�� 2月7日。 ページ39
フーゴと私が拠点にしている場所＿＿人呼んでドレッセル製鉄所。
ボスであるフーゴの仲間が有事の時の溜まり場として使っているため、なんやかんや普段から騒がしい。
しかし、今日の騒がしさは流石に度を超えていた。
「スラッグ、プレゼントだ！ オラ！」
「え、ありがとうボマー……ってこれ手榴弾！？ やだやだやだいらないよぉぉぉぉッ！」
「クク……冗談だ。こっちが本物な」
「あたしからもプレゼントあるぞ！」
「私も用意を済ましてある」
「トードにパイソン…ありがとう…！」
そう、本日は製鉄所おなじみメンバーの1人、スラッグの誕生日なのだ。
製鉄所の一角、ちょっと広めの部屋で、彼らはスラッグを中心としてどんちゃん騒いでいた。
プレゼントはもちろん、料理やデザート、部屋の飾り付けまでバッチリだ。
皆も私も今日という日に向けて、各々準備を進めていたのだから。
……でも。
私の気分は一向に晴れる気配がなかった。
祝福の渦から逃れるように1人、部屋の隅で溜息を吐く。
そんな様子を見られていたのか。
騒がしい人混みから、黒髪の女性と鉄パイプが這い出てくる。
仲間からトードと呼ばれる彼女は、不思議そうな顔をしてこちらに近づいてきた。
「Aー。スラッグにプレゼントは渡したのか？」
『……いや、それが』
プレゼントはおろか、祝いの言葉すら送っていないと伝えると、トードは眉を顰めて問うてきた。
「……スラッグと喧嘩でもしてんのか？」
『そういうんじゃなくて。……その』
「どうせ『人を愛してはいけない私が人の誕生日を祝ったりしていいのかしら……』とかその辺だろ？」
私がトードからの問いに答えかねていると、突如思わぬ横槍が入る。
トードと同じく私を気にしてやってきてくれたのだろう。
さっきまで今日の主役に悪質極まりない悪戯を仕掛けていたフーゴが、いつのまにか私の隣に立っていた。
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あゆ - 授業中なのに、あそこまで描けるっていう...ヤバ...(語彙カ) (2019年1月7日 8時) (
レス) id: 072ca93e4c (このIDを非表示/違反報告)
cc(プロフ) - 夜桜美月さん» コメントありがとうございます！やっぱり描いちゃいますよねぇ…笑 でも今は一番前の席になっちゃって、先生の目の前なので描けなくなりました(´ｰ｀) 無念です。 (2018年3月2日 19時) (レス) id: 3524d9e2e8 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜美月(プロフ) - いつも楽しく見てます！落書きのレベル高！その画力を恵んでくだせぇ。授業中絵描いちゃいますよね。机とか、そして見つかる＼(^o^)／ (2018年3月2日 19時) (レス) id: 20b5aa4547 (このIDを非表示/違反報告)
メイ - ccさん» いえいえ！質問に答えてくださってありがとうございました！これからも頑張って下さい！ (2018年2月24日 12時) (レス) id: b6d44dcbc7 (このIDを非表示/違反報告)
cc(プロフ) - メイさん» 応援と質問ありがとうございました！これからも頑張ります(*^o^*) (2018年2月24日 7時) (レス) id: 3524d9e2e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cc | 作成日時：2018年1月14日 18時
