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A「凄く緊張したよね…」
タカがスタッフさんと話しているから、隣のリョウタと話していた。
リョウタ「うん…。ミスったら、ヤバいって思えば思うほど緊張してきたんよ。手汗ヤバイかったもん。」
A「私も、歌詞間違えたらどうしようって、一瞬よぎったんだよね…。それにね、歌ってる時、タカと向かい合って歌ったじゃない？ちょっと笑いそうだったんだよね。気付かなかった？大丈夫かな？」
トール「大丈夫だったよ。だからか。その笑いそうになってたところが、すごく柔らかい声に変わってて逆に良かったよ。完璧！」
A「良かったー。それにしても、アレンジがデモの時と少し変わってて、また更に良くなったね。」
トール「あぁ、少しだけタカがまた、手を加えてたからな。」
A「それにしても、こんな風にいきなり、はい！オッケーって終わるの初めての経験だったから、何か変な感じ。私もう帰っていいのかな？」
トール「タカ？もう、A終わり？」
タカ「あっ、うん。お疲れ様。ありがとうな。いい作品作れたよ。1発でな。笑」
A「こちらこそ、ありがとう。楽しかったし、勉強になったよ。」
皆さんに挨拶を済ませてスタジオを後にした。
思ったよりも、随分と早く終わったから、美容室にでも行こうかなと思い、予約を入れる。
今からだったら大丈夫との事だったので、ケンちゃんに送ってもらう。
ケンちゃん「いやー、凄いもの見せられちゃったよ。A、また上手くなったんじゃないか？」
A「どうだろ？でも、気心知れた人達と、楽しくレコーディング出来たから、いつもよりもリラックスして歌ってたからね。」
ケンちゃん「明日は、to you…のＰＶとＭＶの打ち合わせと、衣装合わせ、撮影も少しだけするから。よし、着いた。」
A「はぁい。笑」
紫耀からLINEが入る。
[お疲れ様]
[今日は遅くなると思うから、先に寝ててね。]
そっか。今日も1人かぁ。
最近、帰りが遅くなる日が多いんだよね。
了解です。お仕事頑張ってね。
と、返事を返して美容室へ。
いつもの個室へ通され、
大ちゃん「久しぶり！」
A「久しぶり！」
大ちゃん「いつも通りでいいの？」
A「うん。お願いします。」
大ちゃん「オッケー！」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月8日 12時
