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志尊淳「ですよね…。ハハ…。すみません、緊張してしまって。」
あー、そうか。私の事ファンって言ってくれてるから、そうだよな。緊張して喉乾いてしまってるんだよね、きっと。
私だって、木村拓哉さんとお話しする時は、ド緊張したもんな。
気持ちは分かるよ志尊淳君。
A「やっぱり、喉乾きました。えへへっ。あっ、あそこに自販機ありますよ?」
志尊淳「あっ、はい。」
自販機でお茶を買ってくれて、そのすぐ近くにあるソファーに座る。
A「ありがとうございます。」
志尊淳「いえ。あー、そうか。あー。」
独り言?緊張してるんだもんね。
こんな私に緊張する事なんてないのにな。
大丈夫だよ。
私、暇だし、待つよ?
そんな事思いながら、志尊淳君を見ていると、
志尊淳「…そんな見ないで下さい。いや、やっぱり見てください!」
A「アハハハ!何それー!どっち何ですかー?」
志尊淳「あっ、敬語もやめて下さい!」
A「そう?いいのかな?」
志尊淳「はい!お願いします!」
A「分かった。笑」
志尊淳「ヤバイ…」
何が?あっ、時間ね!
A「あっ、時間だよね?じゃあ、御馳走でした。あっ、話があるっ言ってなかった?あっ、でも時間だよね?じゃあ!」
立ち上がり行こうとすると、
志尊淳「アハハハ!聞いてた通りだ。」
A「ん?」
誰に何を聞いたんだろ?
志尊淳「涼真に聞いてた通りのAさんだったから、つい。すみません笑ったりして。」
A「涼真君?さては、あの人と会話するの大変なんだよねー。とかでしょ?いっつも、そんな事言うんだよね。」
志尊淳「アハハハ!はい、その通りです!」
A「やっぱり!本当に失礼なんだよね。ムカつくから、イタ電してやろうかな。ってか、聞いてた通りって思う志尊淳君も何気に酷くない?」
志尊淳「アハハハ!」
あー、腹いてーと言いながら、笑いのツボから抜け出せないでいる模様。
何がそんなに面白いんだか…
しばらく待つと笑いも収まって来た模様…
A「そう言えば、話って何?」
志尊淳「あっ、PVよろしくお願いします!」
A「聞いたよー。監督に電話したんだって?ありがとう。こちらこそよろしくお願いします。志尊淳君って、自分でそんな事出来るなんて凄いねー。」
頭を下げお礼を言う。
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月2日 10時