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悪いことの後にはちゃんといい事が起こるように人生ってなってるんだな。
それから、作業室でデモに合わせて歌入れを簡単にして終わった。
タカ「うん。いい感じ。」
A「めちゃくちゃ、いい曲になったね。楽しみだな。」
タカ「レコーディングの日が決まったら、また連絡するから。はい！ケンちゃんにも聴かせて？」
A「うん。分かった。ありがとう！あっ、いけない！今から行かなきゃならないの！じゃあまたね。」
タカの部屋を後にして、自分の部屋に1度戻り、ケンちゃんに電話すると、駐車場にもう来てるって事だった。
お土産を手に、また出る。
A「ごめんね。お待たせー。」
ケンちゃん「いや、時間通りだろ。」
A「久しぶりだねー。元気だった？今日は、いきなりでごめんね？」
ケンちゃん「元気で仕事してたぞ。長崎どうだった？」
A「楽しかったよー。はい、これお土産ね。でも、結婚報道はごめんね。注意が足りなかったって反省してます。」
ケンちゃん「いや、いやすぐに否定のコメント出して、収まったしいいんじゃないの？事務所のみんなも笑って見てたぐらいだし。おっ？お土産サンキュー。ってか、多すぎじゃないか？いつも、いつもこんなに。ありがとうな。」
A「いつもありがとう。感謝してます。あっ、これ聴いてみて？今、タカの部屋で軽く歌入れして来たの。」
車で曲を流す。
ケンちゃん「うん。いいね。また流行りそうだなこれは。笑」
A「そうだと嬉しいな。あっ、途中で差し入れ買いたいから、お店に寄ってくれない？」
ケンちゃん「オッケー！」
テレビ局に向かう途中で、差し入れを購入した。
和菓子の詰め合わせと、チーズケーキを結構多めに。
テレビ局に来た。
久しぶりだな。
すれ違う人という人に挨拶をされる。
あれ？変装してるつもりなんだけどな…
A「ねぇ、ケンちゃん？私ってバレてる？」
ケンちゃん「だろうな。笑」
A「おかしいな…。」
ケンちゃん「まぁ、しょうがないんじゃないの？隠しきれないオーラってやつだよ。笑。あっ、今日は今度の新曲のＰＶ用の撮影でお世話になるメイクさんとスタイリストさんに、サプライズで挨拶って流れにしてるからな。まっ、実際に近々打ち合わせとかしなきゃならないのは確かだから。その後は、自由にどうぞ。笑」
A「分かった！ありがとう。」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月2日 10時
