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紫耀「マジ？マジ？早く聞いてみて？」
物凄くニコニコ笑顔。
ケンちゃんに電話し聞いてみる。
事務所でフラフラしてるから、大丈夫だって事だった。
そんなこんなで急遽決まったテレビ局入り。
紫耀「じゃあ、後でね。」
玄関でお見送り。
チュッと、キス。
A「うん。タカに歌詞を見てもらってから、行くね。」
紫耀「あー、楽しみ！こんなに仕事行くのにウキウキするの久しぶり！」
A「何か外で会うなんて緊張するね。バレないようにしようね！でも、会えるから嬉しい！」
紫耀「うん！行ってきます！」
A「いってらっしゃい！」
紫耀を見送って、家の事を済ませ、出掛ける準備をする。
タカに連絡しなきゃな…
はぁ、気が重いな…
でも、仕事だからな…
よし！
電話を掛ける。
タカ「はい…」
A「あっ、こんにちは…」
タカ「は？…くる？」
A「うん…」
ブチ…。プープープー…
切られた。
ピンポーン。
来ないな…。自分で開けて入れということね。
A「…お邪魔しまーす」
どこかな？
リビングに行くと、居た！
A「お邪魔しまーす」
タカ「盛ってんな…笑」
A「アハっ、アハハハ…。はぁ…。ごめんね…、ご迷惑をお掛けしました…」
タカ「アイツもなかなかバカだな。笑」
A「恥ずかしい…。」
タカ「まぁ、知らなかったんだろうな。笑」
A「笑わないで…。そして、忘れて…。」
タカ「まー、幸せそうで何より！で？出来たんだろ？見せて？」
歌詞を書いた紙を渡す。
真剣に見てる…
緊張するな…
タカ「…うん、うん…、うーん。」
そう言ったきり、まただんまり。
A「…どうかな？」
タカ「…うん。いいんじゃない？」
A「ホント？良かったー。沈黙が怖かったよ。」
タカ「ただ、別れじゃなくて逢いに行くって感じで終わらせたいんだなって思って。」
A「うん。ダメ？」
タカ「うーん…。よし分かった！コレで行こうかな。俺の所少し直せばいいだけだし。」
A「ありがとう。」
タカ「でも、いい歌詞付けたなー。」
A「ありがとう。嬉しい。ねぇ、曲名は決まってるの？」
タカ「曲名どうするかー。Only nightにしよっか」
A「いいの？ねぇ、いいの？」
めちゃくちゃ嬉しい！
タカ「うん。決まりな！」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月2日 10時
