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A「タカにも?まさか…LINEに内容書いてないでしょうね…」

紫耀「えっ?書いたに決まってるじゃん!」

A「決まってるじゃん!じゃない!!バカ!早くLINEの送信取り消して!」

紫耀「もう、既読付いてる…返事も来てるし。死なないから寝ろ!だって。」

でしょうね…

A「イヤだー!!恥ずかし過ぎる…」

紫耀「へへっ。ごめんね。」

A「へへっじゃない!どうするのよー!」

紫耀「別に気にしなきゃいいじゃん!」

A「タカは、バカだなで済むかもだけど、問題は潤君だよ…。こんな弱み握られて、あの悪魔の様なニヤケ顔でずっとネチネチ言われるんだよ?
耐えられる?ねぇ?ねぇ!!私、無理ー!絶対に無理…。終わった…」

座ったまま、頭を抱えた。

紫耀「お、落ち着いて…。フフフフ…。笑」

A「…何笑ってるのよ?やめて…」

こんな緊急事態なのによく笑えるな…
事の重大さが分かってないんだな…

紫耀「ぐふっ。だって、スッポンポン…。笑」

確かに…。大騒ぎして、ワーワー言っている私も、叩かれ続けている紫耀も裸だ…。
バカらしくなってきた…
私の服は…見当たらない…
ベッド周りを見渡すと、
何故?と言うくらい向こうに落ちている…
脱がせて投げたのか?
ベッド脇に落ちている紫耀のTシャツを着てベッドから出る。

A「借りるね?」

紫耀「A?」

名前を呼ばれ振り向く、

A「ん?何?」

カシャッ。まさか…

A「…撮った?」

紫耀「ん?何?笑」

ふざけてるのか?この人は…

A「消して…」

紫耀「イヤだ!」

A「消してってば!!」

ベッドに戻り、携帯を奪おうとするが、かわされ、下に組み敷かれ、紫耀に見下ろされている。

紫耀「…キレイ。」

キスが落ちて来た。

A「んっ…はぁ…」

紫耀「チュッ。はぁ、もう行かなきゃ…」

そう言って、私を抱き締めながら、体を起こして、またギューっと抱きしめられた。

紫耀「連れて行きたい…」

A「付いて行っちゃおうかな…」

紫耀「えっ?マジ?」

A「正確には様子見に行けるかも。分かんないけど。今日はどこで何するの?」

紫耀「今日は、確か…バラエティーの収録やったはず!〇〇で!」

A「そこだったら、大丈夫!メイクさんやスタイリストさんに会いに来たって言えば行けるから。ケンちゃんが大丈夫ならなんだけどね。」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月2日 10時

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