私たちの恋愛９ (ページ33)

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氷、氷、氷！
冷蔵庫へ行き、氷を口に含む。

紫耀「待ってましたー！」

A「ｯｯんー！！」
まだ口に氷を含んだばっかりのタイミングで、ブチュッーとキスをされた。
口をこじ開けるように、舌が入って来て、氷を口移しで取られた。
刺激的な恋愛が好きなだけあって、刺激的なキスも好きなんだね…

紫耀「へへっー。」

満面の笑みで笑う紫耀。
キスは大人の男の人なのに、笑顔は少年って…

A「ズルい…」

紫耀「何がー？あっ！ごめんね！待ってて？」

氷を取られた事をズルいと勘違いしたのか、コップいっぱいに氷を入れて持って来てくれた…
紫耀さんよ…いくらなんでもそんな事で怒らないよ…

A「…ありがとう。違うけど…。まぁ、いっか。はい！」

紫耀に向かって、氷を唇で咥えて差し出した。

紫耀「ん？」

ん？って言う顔も可愛いんだから。
ソファーに座っている紫耀の上に跨って座り、氷ごと口付けた。
そっと、紫耀の口の中に氷を押し込んで、舌を絡ませながら奪う。
氷を欲しそうに、舌を入れてくるけど、わざと渡さない。
氷が溶けて無くなると、

紫耀「…ズルい…」

A「何が？私の真似？笑」

紫耀「大人の女って感じ。上級者のテク？凄くエロイ…」

A「紫耀が始めにしてきたんでしょ？」

チュッとキスをする。

紫耀「ん！俺って、ちゃんとAに追いつけてる？満足させれてる？」

またチュッとキスをする。
そんな事心配してるの？

A「もちろん！いつもドキドキさせられっぱなしだよ。」

紫耀「俺、もっともっとAに好きになって貰えるように頑張るから。」

そんな事言いながら、私の腰にあった手が服の中に入ってくる。

A「んっ。」

服の中に入って来た手が前に回り、胸を揉まれる。

紫耀「いい？」

A「うん。」

そう答えると、立ち上がり抱えたままベッドに運ばれた。
激しいキスを繰り返しながら、お互いの服を取っていく。

息を切らしながら、上か私を見下ろし、

紫耀「壊してしまうかも…ゴメン…」

そう言い、また激しいキスを。
全身を愛された後、
宣言通り、激しく熱くぶつけてくる紫耀。
私は必死に紫耀にしがみつき、ひたすら快感に耐える。

A「…紫耀…」

紫耀「…A」
名前を呼ぶと、少し激しさが収まり、でも動きは止まることなく、優しいキスをくれる。
それでも、すぐに激しさを取り戻す。
もう何度イッたのか分からない。