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昔から、おばあちゃんは何故かシンジをイチオシなんだよな…。
あの調子の良さに、コロッと騙されてるだけなんだけど。

A「それだけは、絶対にイヤだ…。シンジもイヤだと思うよ?」

母「アハハハハっ!」

おばあちゃん「シンジは、器量よしやし、仕事もちゃんとして、なんせ性格の良かたいね。あがん男ば捕まえんば。おばあちゃんが若かったら、絶対にシンジば選ぶとけどな。」

A「アハハハハ。大絶賛たい!シンジも喜ぶよ。」

おばあちゃん「まぁ、色々言ったけど、Aちゃんには幸せになって貰いたいとよ。許しておくれな?」

A「うん。ありがとうおばあちゃん。」

それから、おばあちゃん家でお昼をご馳走になり、空港へ。
お母さんにまた送って貰う。

お母さん「おばあちゃん、相変わらずだったでしょ?大丈夫?気にしないようにね?」

A「うん。でも、有難いよ。」

お母さん「それだけ、家族みんなAを愛してるから、心配なのよ。」

A「うん。ありがとう。」

空港に到着。

お母さん「じゃあね、また連絡して?」

A「うん。ありがとう。」

空港の中で搭乗時間までお土産を買ったりして過ごす。
東京に帰ると必ず恋しくなるから、自分用にも沢山買い込む。
郵送して欲しいけど、住所がバレるのがまずいしなといつも思い、毎回自力で持って帰る。
今回も買い過ぎたかも。
手荷物で預けなきゃな。
搭乗手続きを済ませ、時間まで待つ。
田舎だから搭乗口までの距離も無いし、移動もないし、時間に余裕があるなー。
搭乗時間までぼーっとしていた。
時間になり、紫耀に今から飛行機乗るねとLINEをして、電源を切った。

成田空港に到着。
あー、帰ってきたな。
あっ、携帯!忘れないように電源を入れて、紫耀にただいまとLINE。
同じ過ちはしないんだから。
車に乗り込み、自宅へ向け発進させた。
都会だな…。
自然と芸能人Aを意識していく。
伊達メガネからサングラスに掛け直した。

マンションに帰ってきた。
あっ、タカ居るかな?
お土産、お土産。
ピンポーン。

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月2日 10時

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