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母「でも、さっきの写真もまたネットに上げられるんじゃないの？」
A「そうかもね。」
母「あらどうしましょ！私大丈夫？髪とか乱れてない？」
シンジ「お母さんは、いつでもお綺麗ですから大丈夫ですよ！」
母「もうシンジ君ったら！」
こんな相変わらず過ぎる会話に笑いながら、家に着いた。
シンジ「お母さんありがとうございました！」
数件先の実家に今も住む長男シンジ。
母「会えて嬉しかったわー。ねぇ、もし何も無かったらこのまま遊びに来なさいよ。」
シンジ「えっ？いいんですか？」
A「えっ？」
シンジ「なんだよ…」
A「別に。」
折角、実家でダラダラしようと思ったのにな。
まっ、シンジが居てもダラダラするしいいか。
A「別に。着替えて来なよ。」
シンジ「あっ、そうだな。じゃあ、後で行くわ！」
家に入ると、久しぶりの実家感。
A「ただいまー！！」
母「いくつになっても、変わらないわね。Aも着替えてきなさい。」
2階の自分の部屋に行き、持ってきた部屋着に着替える。
あー、楽チンだ。
下へ降りると、もうシンジが来ている。
A「早くない？えっ？」
シンジ「おう、お前も着替えたかー。あっ。」
よく見ると、ペアルックのような部屋着姿な私達。
母「あらあら、新婚さんみたい。笑」
A「やめて。怒るよ？」
シンジ「お母さんには申し訳ないですが、俺はA貰ってやれんですね…。性格が…」
A「失礼っちゃけど！私だって、こんなお調子者絶対に無理だから。ペアルックとか嫌なんだけどー。着替え直して来てさ！」
シンジ「やだよ。面倒臭い。」
A「まっ、いっか。気にしなきゃいいし。」
シンジ「そうそう。その切り替えの早さだよ。お揃いのことは気にすんな。」
その時、ピンポーンとチャイムが。
母「あら、お父さんかな。手が離せないから、出て頂戴！」
A「はーい。」
玄関に行こうとすると、シンジも来る。
シンジ「おさじさんに挨拶しなきゃ。」
こういう所は、流石だなと思う。
だから、うちの両親にも可愛がられるんだけど。
A「おかえりー」
玄関を開けながら言うと、知らない男性が。
セールスマンかな？
シンジ「あれ？おじさんじゃないじゃん。誰？ご要件は？」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月2日 10時
