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母「そうね。しょうがないわ。」
A「ごめんね？」
母「私達の事は考えなくていいから。でも、Aは、紫耀君の事、何年待っていられるの？そこはちゃんと自分の中で決めておきなさい。分かってるだろうけど、女は出産があるのよ？もし、万が一、紫耀君とお別れする事になってしまって、待ち続けたAは、もう子供は産めない歳になってましたじゃ済まされないのよ？」
A「うん。そうだよね。やっぱり決めておいたほうがいいのかな？」
母「ズルズルと行かない為にもそうした方がいい気がするわ。」
A「今27歳、あっ、もうすぐ28歳か。35歳迄には子供欲しいな。あっ、でも兄弟を作ってあげたいから…。30歳？あと2年か…絶対に無理だよね…？」
母「無理だね。笑」
A「あと2年…。イヤだ。別れられない…。どうしたらいい？」
母「んー。正直に話すしかないんじゃなか？」
A「なんて言うの？30歳ぐらいには1人目の子供が欲しいから、私と結婚してって？絶対に無理だよね…。紫耀は、もうすぐ22歳だから、あと2年後って、まだ24歳だよ？そんなジャニーズ聞いた事ないよ…。そんな話ししたら、じゃあ、別れるしかないねってなるよね？」
母「そうなったら、それまでの縁だったって事よ。残念だけど。」
A「イヤだよー。考えないようにしてたんだけど、やっぱり考えてみても悲しい…。どう考えても無理だって気づいただけだった。年の差があるし、ジャニーズだしさ。」
母「でも、1度考えてしまったら、Aはウダウダなるでしょ？絶対に何か変だなって紫耀君にも態度でバレると思うけど？だったら、そんなんでギクシャクするぐらいなら、帰ってからでも、サラッと話しちゃいなさいよ！」
A「サラッと？無理に決まってるでしょ？言うなら、ドヨーンっとだよ。」
母「どっちでもいいけど。ドヨーンとでいいから、話しちゃいなさいって事。大事な話だと思うわ。恋愛の先に結婚を考えて付き合ってるなら、尚更話し合いなさい。」
A「分かった。」
母「もし、別れることになったら、連絡ちょうだいな。」
A「何でそっち？」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月2日 10時
