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母「怖ーい。チョットぐらい、いいじゃない。独り占めしなくっても。いつも堪能してるんでしょ?」

A「ダメだ…。反省の色の見えん…。シンジ…お願い。」

シンジ「俺?俺はおばさんの味方やし。そんくらいで怒るな、短気が!ってか、愛しのダーリン放っとってよかと?」
テレビ電話を指しながら、平然とそんな事を言う。

A「ちょっと紫耀待っててね?ビシッと言うから。シンジ、よくも裏切ってくれたね…。シンジが付いていながら、何でお母さんの暴走止めんかったと?しかも、何でお母さんの味方してんの?ねぇ!短気にもなるっての!」

シンジの首を締めながら、肩をバシバシ叩く。

シンジ「やめろって!愛しのダーリンの前で、こんな本性晒さしてよかとや?」

A「うるさい!!」

母「もう、全く。何歳になっても変わらないんだから。子供の頃から兄弟喧嘩みたいにどうでもいいことで、こんな風になるのよ。ごめんなさいね紫耀君。」

紫耀「いえ。新たな一面発見です!ますます好きです!」

シンジ「えっ?こんなのも好きなの?頭おかしいんじゃね?」

A「もー、うるさい!!」
肩をグーで殴ってやった。

シンジ「痛って!馬鹿力が。素敵なレディはどこに行ったんだ?おーい!」

A「だから、もうーうるさい!帰ってよー!早く!ほら!」

無理やりシンジを立たせる。

母「ごめんなさいね。」

紫耀「いえ。笑」

シンジ「何だよー!いいのか暴力女ってバレたぞ?お前なんか振られちまえ!」

A「はぁ?うるさい!うるさい!うるさい!インポ!!はい!はーい!うるさーい!ばいばーい!はいばーい!ばいばーい!はぁ、はぁ、はぁ。…じゃあね。」

喧嘩した時の最後はいつもこれで終わる。
途中にインポを入れると、更に攻撃力が上がる。
お決まりのバイバイ攻撃。

シンジ「うっせー!うっせー!黙れ!暴力女!地獄に落ちろ!はぁ??インポじゃねぇし!!黙れ!黙れ!ばーか!はぁ、はぁ、はぁ。…あぁ、またな。じゃ。」

最後はお互い息切れで、じゃあと言って終わり。
シンジが帰って行った。

母「もうまたー。インポはダメよ。どちらかと言うと、シンジ君は絶倫でしょ?お兄ちゃんもシンジ君にインポって言うけど、何で?」

えっ?そこ掘り下げるの?
テレビ電話繋がってるけど?
紫耀は、大笑いしてる。

A「…知りたいの?」

母「もちろん!いつも謎だったの!」

紫耀「俺も知りたい!」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年11月2日 10時

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