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母「そうなの？やっぱり怒ってたの？いやーん。でも、平野君って怒ってても可愛いでしょ？」
A「可愛くはないよ。怖いって。うーん。でも、説明したら分かってくれた。」
シンジ「と言うか、Aが罪を重ね過ぎ。あれは、怒って当然だって。」
母「あー、何だか分かる気がするわ。平野君可哀想…」
A「本当にこんな私とよく付き合ってくれてるよね…」
父「そんな事思う必要ないぞ？Aは、素敵なレディだぞ？」
A「レディって…素敵なレディだって…笑」
母「アハハハハっ！もう、お父さんったら。」
シンジ「アハハハハっ！、おじさん、最高！」
父「A、自信持って愛されろよ！愛されて当然な素敵なレディだからな！」
A「うん…。ねぇ、何これ？」
シンジ「いつものヤツが始まったんだろ…」
母「いつものヤツね。A大好きタイムよ。」
A「えー、またあれ？…じゃあ、私はここらでお風呂に…。シンジも早く帰りなよ？」
お父さんは飲むと、大好きタイムが始まる。
私だけじゃなくて、お兄ちゃんにも。
たまに、シンジも犠牲になる。
長い時間居合わせるのは非常に危険なのだ。
大好きが膨らみ過ぎて、気持ちを抑えられなくなり、キス攻撃が始まる。
何とか逃げれたな…。
お風呂から上がると、お父さんはいない。
よし！寝たな。
これで安心。
A「お母さーん？」
母「もー、イヤだ。アハハハハっ！」
シンジ「紫耀もやるなー。」
ん？紫耀？気のせいかな。
ソファーに寄り添って座る2人の側に行くと、テレビ電話？
母「あら！お風呂上がったの？紫耀君？お待ちかねのAちゃんよ？」
A「えっ？紫耀？何で？」
お母さんの隣に座り、携帯をのぞき込む。
紫耀「おーい！アハハ。」
携帯の中に紫耀がいる。
何で？
よく見ると、私の携帯だし…。
A「チョット…、シンジでしょ？勝手に何してくれてるわけ？…」
シンジ「俺じゃなかって！」
A「嘘つかんで！！」
母「はい、はーい！愛しのダーリンの前で兄弟喧嘩せんと！」
A「何故それを…。犯人は、お母さんだな…。」
母「バレた？だって、ずっと携帯鳴るんだもーん。愛しのダーリンから。」
A「だからって、何で勝手に出るの？信じられんちゃけど！！しかも、テレビ電話って…。絶対にお母さんからお願いしたっちゃろ？」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年11月2日 10時
