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A「そうだよね…やっぱり。私と居る時は、疲れた雰囲気出さないのよ。ほぼ毎日一緒に居るのにだよ？でも、お仕事の時に疲れたって言ってるって事でしょ？私と過ごすから疲れるんじゃないかなって思うの。やっぱり他人と過ごすって気を使うじゃない？私がこんなんだから、言い出せずに無理してるのかなって。でも、自分の部屋に帰ろうとしないしどうすればいいのかな…。」
神宮寺「あー、いやそんな事はないですって！」
岩橋「そうですよ。全然心配いらないですよ！」
2人とも何故か自信満々に言い切る。
A「そうかな？」
神宮寺「疲れた、眠い。地元に帰りたいってヤツは、全部Aさんに会いたいって事ですから。」
岩橋「そうですよ？紫耀が、雑誌のインタビューで正直にAさんの事は話せないから、Aさんに会いたい、会いたい、会いたいが変換されて、疲れた、眠い、地元に帰りたいで表現してるだけですから。取材とかインタビューで思い出すのはAさんの事ばっかりだけど、正直に言えない代わりにいい返答の仕方見つけたって言ってましたから。だから仕事終わったら、紫耀ダッシュで帰りますもん！」
A「そうなの？泣きそう…」
涙が…。
神宮寺「あっ、チョット泣かないで下さいよー」
岩橋「あー、涙が！」
A「…良かった…。不安だったの。ありがとう。」
岩橋「すごく好きなんですね？」
紫耀を遠く見つめながら、
A「うん。好き。愛してるの。」
神宮寺「何かすごい…。俺持ってかれそうだわ。ドッキーンってなった。」
岩橋「俺も…。」
その時、こちらを見た紫耀が、顔色を変えてこっちに向かって走ってくる。
紫耀「えー！チョット！！！どないしたん？泣いたん？お前ら何したんだよ！！！」
岩橋「何もしてないし。」
神宮寺「話してただけだし。」
2人に向かって怒ってる。
A「…紫耀好きだよ？」
紫耀「えっ？いきなり？俺も好きだよ。ってか、何で泣いてるんよー？」
次々とこぼれ落ちる涙を指で拭ってくれる。
A「紫耀を好き過ぎて涙が出るの。」
紫耀「えー、泣くほど？俺も好き過ぎるのは負けないんやけどな…。あー泣き止んでやー。心配になるやん！」
抱き締めてくれる。
A「フフフッ。うん。分かってるよ。」
岩橋「またラブラブシーン見せつけられちゃったなー。」
神宮寺「何か俺もう慣れてきつつあるよ。」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年10月8日 0時
