私たちの恋愛７ (ページ48)

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紫耀「A？」
体を揺すってみると、うーんと言いながら起き上がったA。
可愛いー！

A「あっ紫耀…おかえり…お疲れ様」
嬉しくて、紫耀に抱き着いた。

紫耀「ただいま。ヤバい…可愛すぎる…」
まだ少し眠そうな顔で、でもニコッとしながら抱き着いて来てくれる仕草がとんでもなく可愛い。

A「ごめんね？寝ちゃってた…」

紫耀「ううん。ええって！こんな遅くまで待たせてごめんな？ほら、風邪ひくからベッド行こう？おいで？」

A「うん…」
手を引いて寝室まで連れて行ってくれる。
ベッドに私を寝かしてくれて、
紫耀「シャワー行ってくるから…寝てて？」

A「うん。」

Aを寝かせてお風呂に向かうと、ちゃんと俺の着替えが用意されていて、更にお湯まで溜めてくれていて感動。
こんなさり気ない気遣いが本当に嬉しいんだよな…
湯船に浸かりながら、今日のMステでの光景を思い出す。
カッコイイ人だったなぁ…
俺なんかまだこんなガキで…早く大人の男になりたい。
でも、こんな俺でも大事に想ってくれてるから、Aの気持ちに不安になる事はないけど、佐藤健さんがどんな感じでAに会いに行くのか、それだけが不安。
今は俺だけを見ててくれてるって分かってるけど、1度は好きになった人だし、めちゃくちゃカッコイイし…。
しかも、嫌いになって別れた2人じゃないし。
再会した時にAは、少しも揺れたりしないのかな？
あー、やっぱり不安で堪んない！
湯船の中に潜り、息が苦しくなるまで耐え、何も考えないようにした。

お風呂から上がり、ソファーに座ると、目の前のテーブルにはさっきのノートが。
日記？あっ、もしかして歌詞かな？

紫耀「見ちゃダメなヤツかもやし…アカン！」
見ないように、顔を背けてノートを閉じた。

もう、3時近くだ。寝なきゃな。
寝る準備をしてベッドに。

紫耀「可愛い寝顔やな…」
髪を撫でていると、俺の気配が分かったのか抱き着いてくるA。
ダメだって！寝込みは襲いたくないねん！
離れようとすると、目を覚ましたA。

A「…お風呂上がったの？」

紫耀「うん。お湯ありがとう。疲れ取れたわー」

A「フフ。良かった…」

寝起きの声がセクシー過ぎる。
ダメだ！襲ってしまいそう…でも我慢だ俺！
必死に理性と戦ってるっていうのに、人の気もしらないでAは擦り寄ってくる。