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A「あっ、その節はお世話になりました……」
タカ「本当にガキだよな2人共……」
何で喧嘩したのか簡単に説明する。
美玲「えー、いいじゃない。そんな喧嘩も羨ましいよ。」
翔平「えっ？そんなのが羨ましいの？」
そんなのとは何だ！そんなのとは！
A「失礼だよ…」
美玲「そうだよ失礼だよ！ごめんねA？」
タカ「大人な俺らには理解できないから諦めろ…」
翔平「そうだな…」
タカ「そういや、何でそんなおかしな格好してるんだ？」
ここに来て1時間以上経ったから、もう誰も気に止めることもなかったけど、私はまだサッチーのままなのです。
翔平「そういやそうだ。見慣れて来てた。」
A「さてここで問題です。私は一体誰でしょう？」
美玲「アハハハッいきなりクイズが始まったー」
タカ「ハロウィンの仮装か何かだろ？」
翔平「早くね？」
A「正解は、野村沙知代さんでしたー！」
美玲「アハハハッ確かに！でも何で？」
A「今度、紫耀と温泉に行くの。だから、今日はその時の変装グッズを買いに行って来たの。どう？私だってパッと見分からないでしょ？」
翔平「手の込んだ事するんだな。」
A「当たり前じゃない！バレたらお終いなんだから！」
タカ「俺はすぐ分かったぞ？」
翔平「確かに」
美玲「私も翔平も分かんなかったんだから、大丈夫だよ！」
A「だよね？2対1で、タカの負けだよね？」
タカ「また意味が分からない事言ってんな…」
翔平「確かにパッと見分かんないって。」
タカ「そうか？」
A「当日は、ちゃんとサッチーメイクもするだから大丈夫だよ。だから、その日はもっとサッチー。」
タカ「もっとサッチーって…」
美玲「でも、そんな事が楽しかったりするんだよね？」
A「そうそう！さすが美玲分かってくれるー」
翔平「マジで？こんなのが楽しいの？」
美玲「本当に女心が分かってないんだからー。いくら芸能人だからって言っても、たまにはお出掛けとかしたいんだよ？」
A「そうだそうだ！それに何気にまた失礼だぞー！翔平！」
翔平「えっ？そう？」
タカ「紫耀も変装するの？」
A「当たり前じゃん！紫耀は、ノムさん！でもね、ノムさんヘアーのカツラが売ってなくて、ノムさんにはなりきれない中途半端なおじさんになっちゃうんだけどね。残念だわ…」
翔平「まぁ、そんな完璧に目指さなくてもいいんじゃね？」
A「だよね？あー、楽しみだなー」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年10月8日 0時
