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紫耀「…。」
何で呑気に料理なんか作ってるんだよ…
俺、プロポーズしたんやで？
それなのに、無理！って言われて…
何なん？何かまた腹立ってきた。
まだ怒ってるな…
A「ちょうど出来たよ？座って？」
料理を並べながら、言った。
紫耀「はぁ？要らんし…。」
はぁ？こっちがはぁ？？？何ですけど！！！
でも、私は至って普通に返す。
A「そ？いただきます。」
1人で食べ始める。
紫耀「はぁ…」
ため息かい！！！
こっちがはぁなんじゃボケ！
いかん！挑発に乗ってはダメだ。
テレビでも見ようっと。
しばらく沈黙が続いた。
A「アハハハッ！アッ…」
ヤバイ…すっかりこの状況を忘れて、テレビに夢中になってしまってた。
嘘だろ？この状況で、笑う？
紫耀「…よく笑えるな？」
そっと紫耀を見ると、めっちゃ怒ってますって顔で睨んでる！
A「ッ！！！もー怖いよー。そんなに怒らないでよー。ね？」
紫耀「…じゃあ、結婚して？」
A「もちろん、いつかね。」
そう答えると被せ気味に言われる…
紫耀「今すぐ！！」
だから、何なの？もー、頭来た！！！
A「今すぐは無理！！！何で分かってくれないの？無理に決まってるでしょ？本当に無理！！！」
紫耀「無理無理言うな！！！」
A「無理だから、無理って言ってるだけでしょうが！！！自分の立場を考えなさいよ！！！」
紫耀「年上ぶるんじゃねぇーよ！！！」
口悪！！！相当怒ってるなこれは。でも、私もこればっかりは引けないんだから！！！
A「はぁ？？？そっちが子供みたいだからでしょ！！！」
紫耀「子供じゃねーし！だから、結婚しようって言ってるんだろうが！！！」
A「何でそんなに今にこだわるの？」
紫耀「ただ結婚したいって思ったんだよ！！！それなのに、俺の事子供扱いして、軽くあしらおうとしたから腹立ってんだよ！！」
A「やっぱり子供じゃん！」
紫耀「年上ぶるんなって！！！」
A「じゃあ年下と付き合いなさいよ！！！もう知らない！！！」
ムカつくー！！！
寝室に行って、荷物をまとめる。
カバンを持ちリビングに行くと、
紫耀「どこ行くんだよ？」
こっちを見ながら言ってくる。
A「…フンっ！」
思いっきり顔を逸らしてやった！
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年10月8日 0時
