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きのぴー「俺はタカとAちゃんには、ずっとこの関係性のままおって欲しいわー」
タカ「心配しなくても、このまま年取るんだと思うよ。」
A「うん。私も思う!親友タカは永遠に私の側に居てくれて味方だから。だから、私もタカの側に居て、味方なの!」
紫耀が遠くから私を呼んでいる。
紫耀「Aー!!!おいでー」
A「あっ、うん!!!じゃあ、行ってくるねー」
火のついた花火をきのぴーに預けて、走って紫耀の所へ。
きのぴー「いってらっしゃい!」
タカ「ガキだなー」
きのぴー「タカは、もう大丈夫そうやな?」
タカ「当たり前じゃん!俺は親友ってのが1番いいの!」
きのぴー「そうやな。」
紫耀の所へ行くと、
紫耀「おいで?あっ、目瞑っててな?」
A「うん。分かった。」
手を繋いでどこかに連れて行ってくれる。
少し歩くと、すごく花火の音がする。
目を閉じているので、少し怖くて、紫耀の腕にしがみ付く。
紫耀「よし!目開けてええよ?」
恐る恐る目を開けると、私と紫耀の周りは置き型の花火で囲まれていた。
A「すごい…。綺麗だね。」
紫耀「でしょ?」
花火の向こう側には、メンバーのみんながいた。
火を付けてくれたんだな。
ありがとう。
A「うん。凄く綺麗。」
紫耀「A?」
A「うん?」
紫耀を見る。
紫耀「ずっと、ずっと一緒におろうね。」
A「…うん!」
涙が出てしまう。さっき、あんな話をした後だし。
余計に嬉しさがこみ上げてくる。
これから私達に待ち受ける現実を思うと不安だけど、やっぱり私はこの人意外考えられない。
私の頬に手を添えて、涙を拭ってくれる。
紫耀「涙って悲しさしかないって思ってたけど、嬉し涙ってもらうと嬉しいってAと出会って知った事の1つなんよ。同じ涙でも、こんなに幸せな気持ちになれる。」
A「本当に幸せ。愛してるよ。」
紫耀「俺も愛してる。」
紫耀がキスをしてくれようとして、我に帰る。
いつのまにか花火は消えていて、みんなが私達を見ている!
A「!!!」
潤「させねーよ!!!」
このセリフは!
A「我が家かい!!!」
紫耀も我に帰り恥ずかしそうにしている。
永瀬「いやー、ドラマ観てるみたいでしたわー」
高橋「紫耀って、カッコよかったんだね?」
岸「俺は、またイチャイチャを見ることになるのかと思ってた。」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年10月8日 0時