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潤「先に紫耀にプリン渡しに寄ってから、お前の控え室行くからな。」

A「えっ?」

潤「何、嬉しそうな顔してるんだよ…気持ち悪い」

A「いいじゃん別に。何とでも言って下さいよ…」

賑やかな雰囲気の階に着いた。
沢山の人が居て、みんなバタバタとしている。

潤「おっ、ここだな。」
King & Princeと書かれた部屋を発見。
紫耀居るかなー。
部屋の中を覗く潤君と一緒に潤君の下から私もそっと覗いてみる。
居たー!!!!!!
衣装に着替えてるー!!!!!!
カッコイイ!!!!!!
私と潤君には気付かず、ソファに足を組んで座り
携帯を見ている。

A「王子様みたい…何であんなにカッコいいの?…」
またもや思わず心の声が…
すると、上からベシッと頭を叩かれる…

A「痛い!もう、何なの?さっきからずっと痛い!オデコも頭も痛い!暴力反対!」

潤「気持ち悪いんだよ!」

A「さっきから気持ち悪いって…。失礼じゃない?謝って!」

潤「嫌だね!」
2人で入口で揉めていると、

岸「あっ、お疲れ様です!!」

潤、A「お疲れ様です」
アハハハと作り笑い。

紫耀「あれー?どうしたんですか?」
私達に気付いた紫耀がやって来た。

潤「あー、はい。渡し忘れてたから持ってきた。」
プリンを渡す。

紫耀「ありがとうございます!」
紫耀は、ニコッと私の方を見て言った。
私は至近距離の紫耀があまりにもカッコ良すぎて見惚れている。

潤「あんなー、財布忘れたバカ2人のせいで結局俺が買って、しかもわざわざ持って来てやったんだけど…。何俺差し置いて2人だけの世界に入ってるんだよ?あっ?ふざけんなよ?しかも、コイツはただの迷子なだけだからな?」

A「うるさいなー。そんな事自分で言うなんて小さい男だなー。ね?岸君?」

岸「えっ?俺っすか?やめて下さいよー!そんな事思ってませんって!」

A「いや、潤君には気を付けたがいいよ。」

紫耀「アハハハッ」

潤「お前なぁ…、俺の事どんな奴だって思ってるんだよ?」

A「今日に限って言うと、変態で私服がダサい暴力的なオタク?…でも、優し……」

潤「お前なー!!!!!!」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年9月24日 0時

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