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A「えっ?そうかな?生産者から直接買うって、もしかしてさー。牛飼ってる所に行くんじゃ…」

のどかな景色が広がる。嫌な予感。

潤「よく分かったじゃん!牛肉だけじゃなくて、鶏肉も豚肉も買えるんだぞ?捌きたてだから新鮮なんだよ!」

A「そんな直接飼われてるとこ見てしまったら、可哀想で食べれないじゃん!」

潤「何かわい子ぶってるんだよ?」

A「そんなんじゃないけど、何となく嫌じゃん!ねぇ?紫耀も岸君もそう思わない?」

紫耀「俺もダメな方…」

岸「俺も、うーん…。ダメかも…」

A「ほらー!!」

潤「何だよ!あっ、あそこだから!」

車を停めた。

A「ここで降りて買って来て…。これ以上先には行けない。」

潤「何でだよ!」

A「ほら!早く!」

何なんだよ!って言いながら車を降りて1人で歩いて行っている。

A「あんまり考えないようにしなきゃ!食べれなくなっちゃう。それにしてもあの格好まだ見慣れないね…」

紫耀「そうやね…」

岸「うん。全然笑えますね!それにしても直接仕入れって…他の事考えよう?」

A「うん。そうしよう。…潤君の今日のあの服装はさ、変装なのかな?それともマジなヤツなのかな?どっちだと思う?」

紫耀「俺は、ベストのポケットが全部パンパンだから、マジなヤツなんかなって思った。」

A「だよね?手ぶらって事は、あのポッケに色々と仕分けして入れ込んでるんだよね?岸君は?」

岸「俺は、半々かな…。変装しつつも、便利さを追求した結果なのかなと…」

A「なるほど。じゃあ、あの首のバンダナについてはどう思う?」

岸「あれは変装であってほしいっす!」

紫耀「俺も!」

A「私はあれマジなヤツな気がする。オシャレだと思ってると思う。もしそうだったら、終わってるよね…。一体どんなセンスしてるんだろ…。何だか、この前のオタクの方がまだマシだった気がしてきたよ…」

岸「あー、あれ写真見ました!めっちゃ面白かったです!」

A「見た?面白かったでしょ?楽しかったよねー紫耀?」

紫耀「うん!あれはヤバかったね!俺まだ待ち受けにしてるもん!」

A「私もー!」

岸「Aさんがこんなノリのいい人で楽しい人って知りませんでした。紫耀、良かったね。」

紫耀「うん。俺なぁ、めっちゃ幸せなんよ。」

A「紫耀…。私も幸せだよ?」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年9月24日 0時

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