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潤君は、私達に助けを求めるようにこっちを見てくる。
ヤバイ!こっち見ないでー!!!!!!
願いも虚しくゆっくり振り返る女の子。

許せ!オタク!私達までこんな格好でバレるなんて、そんな恥さらし出来ないんだよ!
さらばオタク!!!!!!

私は紫耀の腕を掴んでコンビニを出た。
コンビニの外から物陰に隠れて店内を伺うと、
さっきの女の子と握手をしている潤君、いやオタクの姿があった…。

A「アハハハッ!!!!!!見て?握手してるー!完全にバレたんだね?」

紫耀「アハハハッ!ヤバイね!」

A「でも、あの格好でバレるって恥ずかし過ぎるよね?私服ダッサって思われてるよね?可哀想に潤君。」

紫耀「そうだよね。可哀想…潤君…。」

そんな話をして哀れんでいたら、怒り狂った潤君がコンビニから出て来た。

潤「よくも逃げやがったなー!!!!!!」

オタクに追われ、必死に走るオラオラ君とスケバン。
不思議な光景だ。
ダッシュでテレビ局に入り、ゲートを通過しようとして、肝心な事に気付く。
警備員さんに止められ、不審者を見るような目で見られる3人。
そりゃそうだ…。
正体を明かすが信じてもらえない…。
しょうがないので、変装を取り素顔を見せると、やっと信じてくれて、中に入る事が出来た。

潤「マジ疲れた…」

A「最後は誤算だったね」

紫耀「俺、めっちゃ楽しかった!」

A「だよね?意外とバレないんだね?あっ…ごめん…」

潤「何で俺だけバレるんだよ…」

紫耀「やっぱり、潤君はオーラが凄いからなんじゃないんですか?」
ナイス!いいぞいいぞ!

A「そ、そうだよ!なんてったって嵐の松本潤だもんね!」

潤「そ、そうかな?」

おっ?よし!機嫌直って来たぞ?
A「そうだよ!さすが!一流芸能人は違うねー。私達はまだまだだね?」

紫耀「そうだね!」

メイク室に寄り、お借りした変装グッズを返して、嵐の楽屋に戻る。

A「ただいまー」
楽屋の雰囲気がおかしいぞ…

潤「ほら、買ってきたよ。…何?」
異変に気付く松潤。

紫耀「お待たせしましたー」

相葉「あっ、おかえりー!アハハハッ」

二宮「遅かったねー。アハハハッ」

櫻井「コンビニで大変だったねー松潤。アハハハッ」

大野「私服ダッセーって書かれてるよ?」

潤「…ちょっと待て…。どう言う事?…」

二宮「SNSに書かれてるよー。ほら!」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年9月24日 0時

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