285 ページ36
お風呂から上がりリビングに行くと、テーブルの上の紙を見ていた。
紫耀「あっ、来て来て!」
A「それ、旅館?」
紫耀の横に座った。
紫耀「そう!どこがええ?」
たくさんのパンフレットや雑誌、旅館の情報が書かれた印刷した紙があった。
A「こんなに…調べてくれてたの?」
紫耀「もちろん!」
A「嬉しい!ありがとう。」
紫耀「ええって。あー楽しみやー」
1つ1つ目を通しながら、
A「いつ行くの?」
紫耀「バーベキューの日!」
A「バーベキューの日??」
紫耀「うん…10月上旬だとその日しか休み無くて…。次の日も午後からやし大丈夫かなって…」
幾ら何でもバーベキューの日には無理なんじゃ…
A「そっかー。ねぇ、下旬にもお休みってあるの?」
紫耀「下旬?下旬も休みあるけど、Aと休み合うか分からへんし…。」
A「じゃあ、旅行は下旬にしない?私、休み明けでも特にスケジュール入れてないの。次は音楽活動だから、ゆったりとしてるし。紫耀のお休みに合わせるよ?だから、折角の旅行だしゆっくりと行かない?」
紫耀「そうなんや!なら、下旬にゆっくり行きたい!そうしよう!」
A「うん!楽しみだねー!どこがいいかなー。本当にこんなに沢山探してくれてありがとう。どこもいいねー。紫耀はどこか気になるところあった?」
2人でパンフレットなどを見ながら決めていく。
紫耀「俺はココいいかなって思うんやけど。このスイートの部屋。」
渡された紙を見ると、群馬の旅館。
すごく広いお部屋で和洋室。
お部屋に、露天風呂と内風呂とが付いている。
車でお部屋にそのまま行けて、チェックインなどの手続きやお食事なども全てお部屋から出る事なく出来るらしい。
A「すごーい!すごく豪華だし、素敵なお部屋。場所も遠くなくていいね。さっすが出来る男はいい所見つけますねー」
紫耀「ホンマ?ここ気に入った?」
A「うん!ここにしよう!」
紫耀「よし!決まりな!早速予約しなきゃ!」
そういうとすぐにネット予約をしている。
紫耀「予約完了っと!」
A「ありがとう!楽しみだね!ワクワクしちゃうー」
紫耀「初めての旅行やし、いっぱい思い出作って楽しもうな?」
A「うん!」
見つめ合って、チュッとキス。
329人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひろみ | 作成日時:2018年9月24日 0時