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それから真面目に音楽の話なんかをしながら、あっという間に都内に帰って来た。

タカ「もう都内着いたか。」

A「午前中はどうなるかと思ったけど楽しい一日だったよ。」

タカ「そうだな。穴場の寿司屋見つけたしな。」

A「そうだね。あの大将、私達に気付いて無かったよね?拙者、寿司を握り続けて60年、テレビなんぞ見る暇なんてありませんから!って感じだったよね。大変だったんだろうなー修行。」

タカ「どんな想像だよ?笑」

A「また行こうね。」

タカ「おう!」

マンションの駐車場に着いた。

タカ「バーベキューの荷物どうする?」

A「部屋まで上げるの面倒だな…。このまま乗せとくよ。どうせ、この車出すし。タカも当日乗ってく?」

エレベーターに乗りながら話す。

タカ「いや、俺は翔平達と行くから。潤乗せてやって?」

A「えー…そっちに乗せてよ。」

タカ「何でだよ?」

A「潤君うるさいんだもん。暴力的だし。それに、潤君と一緒だと私のキャラが崩壊する…。紫耀もいるのに…」

タカ「何だよそれ?意味わかんねー。猫被ってるんじゃねぇよ。しっかり者の潤をそっちに乗せとかないと、お前らだけじゃ辿り着けない気がするし。」

A「確かに…。しょうがない。ナビ役として乗せてやるか!」

タカ「お前、どんどん失礼な奴になってるぞ。潤にチクッてやる。」

A「あっ、言わないでよー。」

部屋の前に着いた。

タカ「じゃあなー」

A「あっ、今日はありがとう。楽しかったよ。またね。」

タカ「じゃあ!」

帰ったよーと紫耀にLINE。
まだ夕方なんだよねー。夕食どうしよう。
スーパーにでも行くかな。
また玄関を開けて部屋を出る。

ガチッ。
タカの部屋の玄関も開いた。
走って行って、ドアの前に立つ。

タカ「!?んだよ!!!ビックリしたー!何してんだよ!」

A「アハハハッ!ビックリしてるー!今、チョット浮いてたよ?アハハハッ」

タカ「浮いてない!ってか何だよ?」

A「夕飯の買い物に出ろうかなって思って玄関出たらタカも出て来てたから、走って待ってみた。奇遇だね?出掛けるの?」

タカ「うち何もないしな…」

A「そうなんだー。じゃあ、また一緒に出る?スーパー一緒に行こうよー。」

タカ「やだよ!」

A「何でよー。いいじゃん。」

タカ「俺飲みに行くし。」

A「何ーだ。じゃあ、ついでだし送って行ってあげるよ。」

タカ「おっ?サンキュー」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年9月24日 0時

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