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バックミラーでタカを見ると、凄く睨んでる。

A「アハッ。アハハッ。大変だったよねー。アハッ……。」

タカ「俺とお前は本当に合わないな?なぁ?なぁ!!」
何でそんなに怒ってるんだ?

A「…そうです…かね?」

タカ「そうですかね?じゃないだろが!そうなんだよ!あの状況でお前何で寿司屋に走って行けるんだよ?バカじゃねーの?思考回路どうなってるんだよ?」

カッチーン。
A「はぁ?元はと言えば、タカがあんなに駐車場から離れたお店に行こうって言うから悪いんでしょ!!!!!!だから、小声でまだなの?って聞いてたのに、志村けんみたいな返ししてきてさ!私悪くないもん!!」

タカ「お前が急に志村けんって言うから、事は始まったんだろうが!!!!!!」

A「だから、私のせいじゃないってば!!!!!!」

タカ「お前のせいだ!」

A「あー!!!ムカつく!!」
とにかくムカつくから、高速に乗った。
スピードを上げて走らないとイライラが収まらない!
後ろでずっと文句を言うし。

タカ「俺の方がムカついてるんだからな!!!お前はバレてないからまだマシだろうが!俺は謎の女に、志村けんって言われて、その後、その女と逆方向にダッシュしてたって写真付きでネットに書かれるんだぞ?」

タカ「ってか、どこ向かってるんだよ?」

A「知らないわよ!!!!!!」

タカ「はぁ?お前本当ヤバイ女だな。」

A「そうですよー。ヤバイ女ですよーっだ!!!!!!」

タカ「ガキが!」

A「志村けんのくせに!!!」

2人で腹一杯罵り合って着いた所は、物凄く田舎だった。
のどかな風景が広がる。

タカ「…何でこっち方面へ来たんだよ?」

A「いいじゃん。何だかいい所だね?お腹減ったー!お寿司食べたいんでしょ?お店探そうよ?」

タカ「またすぐそうなる…。もう、どうでもいいや。あー本当腹減った。誰かさんのせいで…」

A「…。志村けんのくせに、まだ何か?」

それから通りにあったお寿司屋さんに無事に入り、食事を済ませた。
車に戻り、携帯を見ている。

タカ「はぁ…。やっぱり書かれてる…。」

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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年9月24日 0時

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