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マネ「おっ、来たな。ってか何か疲れてるな。笑。どこで遊んでたんだよ?」
ヘアメイクをしてもらう。
もう疲れて眠くて堪らない…。
これから本番なのに…
A「…潤君と遊んでたら疲れた。」
マネ「子供か?笑」
A「だよね?もう少し大人になってくれるといいんだけど…」
マネ「いや、Aもなかなかだぞ。2人揃うと小学生みたいになるもんな。」
メイク「あの変装で上手く行きましたか?笑」
A「あー、先程はありがとうございました。それが、潤君だけバレてですね…。可哀想に…私服がダサいと写真付きで拡散されたそうなんですよ…。同情しますよ本当…」
メイク「アハハハッ。あの格好でバレるのはイタイですねー。笑」
A「本当、可哀想に…」
メイク「アハハハッ。でも、Aさんが選んで着せたんじゃなかったですか?怒られませんでしたか?」
A「それはそれは、怒り狂われましたよ…。あっ、見てくださいよ!!このオデコ。エンドレスデコピンを食らいましたよ…。あの人手加減無しなんで…。カバーお願いしていいですか?すみませんね…。」
メイク「アハハハッ。ヒドイ。笑。任せてください!」
マネ「お前達やっぱ小学生みたいだな。笑」
それから、プロの手に掛かり私は素敵な大人の女性に大変身した。
メイク「……さん?…ましたよ!起きて下さい?」
A「えっ?あっ、すみません。寝てましたね。わー化けたな私…。いつもありがとうございます。」
メイク「完璧です!超絶美人に仕上げましたよ!」
マネ「終わったかー?おっ?いいじゃん!」
控え室に戻り、用意してある衣装に着替える。
ほぉ…今度は品のある細身のドレスかぁ。
ベージュで、凄く体のラインが出るなコレ。
でも、レースが纏ってあるのでイヤらしさは無い。
凄く綺麗なドレスだな。
ヒールを履いて完成。
カーテンを開けて、どう?とケンちゃんに見せると、完璧!と言ってくれた。
それから、スタンバイまでの時間で明日の撮影の台本を見ながら台詞を覚えたりしていた。
いよいよ最終回かぁ。
あと2日で撮影も終わり。
紗季、沙耶と演じる事が出来て幸せだったな。
色々思い出していると、これから歌う運命と言う曲が、ものすごく感慨深い。
よし、気持ちもバッチリ作れそう。
スタッフ「スタンバイお願いします。」
A「はい。宜しくお願いします!」
マネ「よし!行くぞ!」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年9月24日 0時