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紫耀「何でそんな色 っぽいねん?」
A「そんな事ないって。そんな見られたら、恥ずかしいよ。」
恥ずかしくてパタパタ顔を手であわいだり、髪を掻き上げたりしていると、
紫耀「ほら!それ!俺が好きな仕草!もう勘弁してやー。」
紫耀君が抱き着いて来たけど、信号が青に。
A「どの仕草?そんなの知らないし…。信号変わったから、どいてー。」
紫耀「はい…。」
A「あ、紫耀君のジュニア時代の動画観たよ。歌も踊りも凄いんだねー。顔もカッコイイし、もう王子様にしか見えなかったよ。キラキラ王子。笑」
紫耀「あんがと。嬉しいけど、何か恥ずかしいな…。」
A「コンサートあるんでしょ?」
紫耀「俺の事、知ろうってしてくれてるん?メッチャ嬉しいわ!そう、コンサートあるねん!でもな、デビューして初めてのコンサートやから今までジュニアの頃にやってたコンサートと違うし、緊張してる。」
A「キラキラ王子だもん、大丈夫。頑張ってね。応援してる。」
紫耀「うん。頑張る。ありがとう。」
A「もう、着くみたいだね。」
紫耀「ほんまや。」
裏口からお店に入る。
紫耀君が予約しててくれたみたいで、個室にスムーズに案内された。
A「ステキなお店だね。」
紫耀「お忍び感満載やな。」
A「そうだね。私たちもだしね。」
紫耀「明日は何時から?」
A「午後からなの。」
紫耀「いいなー。俺朝から…。コンサートの最終リハ。ねぇ、コンサート良かったら見に来ない?」
A「いいの?」
紫耀「潤君にお願いして、一緒に来てもらうってのは?それだったら、違和感ないじゃん。」
A「潤君がいいなら、そうしよっかな。キラキラを生で見てみたいし!連絡してみるね。」
紫耀「やったー。俺、頑張れそう。俺からも潤君に連絡しとくわ。」
美味しいイタリアンのお店での食事を終えて、車に戻った。
A「ご馳走様でした。払ってもらってごめんね。ありがとう。」
紫耀「当たり前やって。あー、美味かったな。また来ような?」
A「うん!また来ようね。じゃあ、戻ろうか?」
運転してるAもいいなー。大人ないいオンナ感が凄い。横顔がまた綺麗やし、ハンドル握る手や指の動きさえもエ ロ いんよ…。
少しでも触れていたくて、そっとAの太ももに手を置いた…。
A「フフッ。」
紫耀「触れててもええ?」
A「もちろん。嬉しい。私スキンシップが多い人が好きなの。」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年8月16日 18時