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A「ありがとう。タカとはね、ずっと友達なの。信じてもらえないかもしれないけど、2人でいても男女の雰囲気にはならないんだ。親友がたまたま男性だったってだけなの。タカにとって私は妹みたいなもんだと思う。でもね、紫耀君が嫌な事はしたく無いの。大好きだから。どう思ってる？」
紫耀「正直、不安だったりするよ。やっぱり親友といえど男女なんだからって…。ごめん。でも、理解するように頑張るから。」
そっと手を握りながら、
A「ううん。そんな事頑張らないで。我慢しないでよ。付き合ってるのに、彼氏に我慢なんてして欲しくない。でも、タカと縁を切ることは出来ないけど、２人きりでは会わない。でも、どうしても部屋に行かないといけないような時は、紫耀君も一緒に会ってくれない？それと、タカもいる仲間みんなでの集まりもあるんだけど、それには参加していいかな？もちろん、紫耀君も都合が合えばみんなと会って欲しい。どうかな？」
紫耀「ありがと。２人きりじゃないなら、俺も安心。俺も、俺と付き合った事で友達との時間まで奪いたくないから。」
A「ありがとう。」
2人見つめあう。
紫耀「会いに来て良かった。誰かさん、別れの方向に考えてたんやからなー。あぶねー。」
A「ごめんなさい…」
紫耀「俺が振るなんて有り得へんからな。でも、キスしてくれたら許す。」
A「紫耀君…大好きだよ」
チュッ。
紫耀「そんなんじゃ足りへんよ…」
チュ。クチュッ。深いキスをくれる。
胸の奥にジーンと広がる幸せ感。
ずっとキスしてたいな。
優しくお互いを感じるようなキスが続く。
髪の中に指を入れて首に手を回す、紫耀君の癖が大好き。片方の手は頬を撫でてくれたり、背中に回して力強く抱きしめてくれたり、１つ１つの仕草が好き。
と思ってたら、ソファーに倒された…。
キスは止まる事なく次第に首にキスが落ちて来た…。
紫耀君の熱が凄い…。
紫耀「もう、我慢出来へん…。全部俺の物にさせて…。俺だけのAにしたい。」
私はうんと頷いて、紫耀君の首に手を回した。
すると、いきなりお姫様だっこされて、
紫耀「ベットどこ？」
A「向こう…」
寝室に移動中もずっとキスをしてくれる。
寝室に入ると、優しくベットに降ろされた。
紫耀「A、好きやで。…愛してる。」
A「私も愛してる」
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2018年8月16日 18時
