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紫耀side
今日はバラエティー収録。
仕事に行く前に、AにLINE入れとこ!
そうか…今日は会えないんだ…。
ドラマ中だし、仕方がないって分かってるけど一目でも会いたいな。でも、重い男って思われても嫌だしなー。でも、今日キスシーンって言ってたし…メッチャ気になる…。どないしよ…。
バラエティーの収録が、終わると事務所に。
岩橋「お疲れー。って、元気ないね。」
紫耀「まぁな…」
岩橋「あっ、あれでしょ?インスタ‼俺もあれはムカついたもん。」
紫耀「インスタ?」
岩橋「竹内涼真さんの見てないの?」
紫耀「見てない…。何かあんの?」
岩橋「すんごい、意味深なんだって!ほらー。って、あッッー‼今またアップされた!何だよーこれー!…紫耀見ない方がいいかも。」
紫耀「ええって。見して!…A?」
玄樹から携帯を奪って見てみると、Aと竹内涼真さんのイチャイチャ写真が…。
しかも何だよこのコメント…。
俺への当て付けか?喧嘩売ってる?
Aの顔…嬉しそうだったり、幸せそうな顔をしてるやん…。メッチャ楽しそうやん…。
浮気?二股?イヤ、撮影中のヤツやし、大丈夫だよな?Aは、そんな人じゃないし。
紫耀「ハァ…。もう俺アカン…」
玄樹に携帯を返した。
岩橋「Aさんとどうなってるの?」
さっき、名前呼び捨てしてたから。進展あったのかな?
紫耀「付き合ってる」
岩橋「マジで?」
紫耀「うん大マジ。ちなみに昨日からな。」
岩橋「スゴイじゃん!おめでとう!よかったな紫耀。」
紫耀「ありがと。昨日はあんなに幸せな気分やったのに、一気に不安や。」
岩橋「でも、この写真も仕事じゃん。信じてあげなきゃ!責めたりとかしたらダメだよ!」
紫耀「そうやな!ありがとう。少し落ち着いたわ。」
岩橋「Aさんと付き合うって、ある意味覚悟が必要なのかも。こんな事でイジイジしてたら、付き合っていけないと思うよ。あんなに素敵な人なんだから、言い寄ってくる男なんてスゴイだろうしね。頑張れよ!」
紫耀「そやな…。何であんなに綺麗で、性格もいいんやろー。もう心配や。」
岩橋「でも、羨ましいけどね…。いつか会わせてね。」
紫耀「お前も本気で好きなるかもやろ?ちょっと会わせるの考えさせて。」
岩橋「多分大丈夫…」
紫耀「絶対ないな会わせるんのは…。あのな、聞いてやー。今日もな、キスシーンって聞いてるんよ…。でも、夜まで撮影やから会えへんって言われてん…。」
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作者名:ひろみ | 作成日時:2018年8月16日 18時