私たちの恋愛 (ページ12)

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数時間前の紫耀side
Aと竹内涼真のドラマ共演の話をスタッフの世間話で聞いてしまう…。
しかも、切ない恋愛ドラマ。月9。
竹内涼真君って、Aさんの事が大好きで憧れの人って公言してて、業界でもガチなヤツと有名な話だと聞いた事がある。どうしよう…。何か分からないけど、ヤバイって俺の第○感？何番目か分からんけど、言っている気がする。

紫耀「ヤバイ…ヤバイ…どうしよう…。Aさんが取られる…。俺大好きなのに…耐えられるかな…。イヤだー無理だー。」

永瀬「紫耀、あのな…Aさんの事なんだけど。潤君に相談してみらへん？」
また紫耀の病気が始まって、俺はついに言ってしまった。

紫耀「潤君に？道明寺さんやから？」

永瀬「道明寺さんやからとかはちゃうけど、潤君、前にAさんと共演してたやんか？繋がりあるんちゃうか？って思って。」

紫耀「そうか！その手があったか！話し聞いてもらう！ありがとな廉。早速電話やー。」

潤「何？笑」

紫耀「もしもし平野紫耀です。潤君ですか？」

潤「そうですけど笑。」

紫耀「あのいきなりですが、相談したい事があるんですけど！」

潤「マジでいきなり笑。」

紫耀「何でずっと笑ってるんですか？あっ今、楽しい時間をお過ごしでしたか？すんません！また掛けます‼」

潤「落ち着けー！お前の圧が凄すぎて笑っただけだから大丈夫だよ。」

紫耀「そうでしたか！何かすんません！」

潤「…………で？いや何か相談があって電話したんだろ？急に何で何も話さなくなったんだよ！」

紫耀「すんません。色々あって今の俺パニックなんです！頭真っ白です！」

潤「どうした？」

紫耀「突然ですが、潤くんってAさん知ってますか？」

潤「知ってるよ。共演した事もあるし、知らない人いないだろ！」

紫耀「ですよね！そうでした。で、あの相談ってのは、俺、Aさんの事が好きなんです。夢にもいつも見てます！そのくらい好きなんですが、会ったことはありません。でも、今日Aさんが竹内涼真さんとドラマって聞いて…何か俺の第何感か分かりませんが、ヤバイと言ってるんです！」

潤「何かスゴイなお前…ヤバイぞ…。」

紫耀「はい。知ってます。いつも蓮に言われてますから！慣れてます。大丈夫です。」

潤「で？俺はどうすればいいの？」

紫耀「………会わせてもらうことって出来ませんか？」

潤「俺が？」

紫耀「はい。出来れば会いたいです。後悔したくない…。」