キミガシ…ヒエェン…【キミガシネ】 (ページ9)

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ー28ーまぁギャルだし？ページ9

リオside

探索も終え、夜ご飯を食べてみんなでお風呂に入る事になった。

今日の夜ご飯はさすがにソウさんも一緒に食べた。

やり方が不器用なだけで優しい人だもんね。ソウさん。

服を脱ぎながらそんな事を考えていると、

サラがこっちを見ているのに気がついた。

『サラ？どした？』

サラ｢大した事じゃないんだが、リオは肌が白いなって思って｣

『まじ？ありがと！一応毎日日焼け止めとか塗ってケアしてんだ〜』

アンズ｢へぇ〜、リオって抜かりないね｣

『まぁギャルだし？』

フフン、と鼻を鳴らし得意げに言う。

アンズ｢最初は驚いたなー、だってリオみたいに華奢で可愛い子が壁突き破って入ってきたんだもん｣

サラ｢確かに、一体その細い体のどこからあんな力が湧いて出てくるんだ？｣

『あたしもわかんない』

アンズ｢ちょっと筋肉ポーズとってみて！｣

『え〜ちょっとアンズぅ、恥ずかしいって〜』

アンズ｢そう言いながらとるの流石すぎ｣

『ギャルはノリ命だから』

ノリノリで筋肉ポーズをとってみせた。

とってみてもやっぱ腕の筋肉は全然ないように見える。

サラ｢ふふっ…にしても筋肉ポーズとってみても腕も足も細いな…筋肉が凝縮しているのか…？｣

アンズ｢まじほっそ〜い！くびれある！！｣

サラはまじまじと腕やら足やらを見つめ、

アンズがくびれを掴む。

『バイトしてたら自然と痩せた…ってやだ2人とも、恥ずかしいってば〜！』

サラ｢ごめんごめん｣

アンズ｢ごめんってリオ〜｣

あ、めちゃ楽しい。なんかJKって感じ。

サラとアンズに限った話じゃないけど、

みんな学校とか仕事の時とかこんな感じなのかなぁ。

メグミ｢ほらほら、そこの3人。お喋りはいいけど、中でしましょうね｣

『あ、ごめんなさい！』

サラ｢早く入りに行こうか…｣

メグミさんに諭され、急いでお風呂に入りに行った。

マイ｢…ねぇねぇみんな！みんなって今気になってる人とかいないの〜？｣

みんなで湯船に浸かっていると、

マイさんが恋バナを持ちかけてきた。

サラ｢えっ、気になってる人…！？｣

マイ｢うん！男性陣みんなかっこいいでしょ？好きじゃなくても、気になってる人ぐらいはって思って！｣

確かに…カイさんに限らず、みんなイケメンだとは思う。

カンナ｢恋バナ…そうだ、恋バナ大会しませんか！｣

全員｢恋バナ大会…？｣

そして、このカンナちゃんの一言で、

ー第1回女子組恋バナ大会ーが始まった。