キミガシ…ヒエェン…【キミガシネ】 (ページ11)

今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:3,260 hit

ー30ー恋バナ大会！Part2 ページ11

リオside

それからもみんなでの恋バナトークは続いた。

アンズ｢クルマダかな〜…顔はいいし、何だかんだいい人だし！｣

マイ｢Qタロウさん！すっごく男前でかっこいい！｣

ヒナコ｢興味無いわ｣

メグミ｢私もあまり無いかしら｣

ナオ｢私はもちろん先生です！大好きです！！｣

カンナ｢カンナですか？…ひ、秘密です！｣

アンズ｢私はカンナさえいればいいから｣

みんなの意外な回答だったり、好きなところだったり

会話は盛り上がった。

カンナ｢じゃあ最後に、リオさん！…と言っても、リオさんの場合はあの人ですよね｣

『えっ？』

マイ｢リオちゃんの気になる人…っていうか、好きな人は

カイさん、でしょ？｣

マイさんにそう言い当てられ、開いた口が塞がらなくなった。

『……え、な、なんで…分かったんですか……？』

やっと出た言葉はあたしがカイさんを好きだということを

肯定する言葉で、もう誤魔化しようがなかった。

多分この時、顔は真っ赤だったと思う。

全員(可愛い……！！)

マイ｢だってリオちゃん、カイさんといる時すごく幸せそうなんだもん！｣

サラ｢そうそう、更に表情が輝いていると言うか…｣

アンズ｢顔が完全に、恋する乙女なんだよね〜！｣

カンナ｢もうみんな分かりきってますよ〜！｣

みんなに次々と言われ、

あまりにも恥ずかしくて手で顔を覆ってしまった。

『わかった…わかったからぁ…！もう何も言わないでぇ…！！』

レコ(可愛いな…)

クギエ(可愛い…)

ヒナコ(…可愛い…)

そうして、みんなにあたしの恋心はバレバレだったという結果で

第1回女子組恋バナ大会は幕を下ろしたのであった。

『はぁ…恥ずかしすぎる…』

さっきの出来事を思い出しながら服を着替える。

ヒナコ｢いいじゃない、もう元からバレバレだったんだし｣

『え〜んヒナコちゃんイジワル〜…！』

メグミ｢寧ろ、あれでバレていないと思っていたの？｣

カンナ｢いつも顔に出てましたよ？カイさん大好き、って！｣

3人にからかわれすっかり顔も赤くなってしまった。

『嘘ぉ…あたしそんな顔に出てたんだ…はず…』

サラ｢まあまあいいじゃないか、好きって言う気持ちはとても素晴らしいものなんだから｣

クギエ｢そうそう、いい人に出会えて良かったね！リオ！｣

『2人ともぉ…！好きぃ…』

サラとクギエに慰められながら服も着替え終わり、

それからは各自、自由行動を取ることになった。