CITY (ページ24)

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恵比寿のある韓国料理屋

太陽「みんな、お待たせ！太陽やで！」

祐基「あれ、晃一は？」

太陽「大学にレポート届けてから来るで！」

祐基「そうなんだ」

身長高い人が来た！

そう思いながら眺めていると

太陽さんかキョロキョロして目が合った。

太陽「あ！まいちゃんや！」

『こんにちは。はじめまして』

太陽「日本語ペラペラや！日本人みたいやな！」

『え！嬉しい！！』

太陽「日本好きなんや！日本の文化なら何が好きなんやん？」

『あーー、漫画とかアニメが好きです』

太陽「え！何の漫画が好きなん？」

『ワンピースとハイキューが好きです！』

太陽「そうなんや！2つとも名作や！」

太陽さん、初めて話したけど、面白い人だな。

話も合うし！

少し日本語が聞きにくいけど。

そう思いながら話していると

誰かが割り込んで来た。

拓弥「おい、太陽。お前、まいと話しすぎ」

昌輝「そうだよ！俺もまいちゃんと話したい！」

拓弥「お前は駄目！」

昌輝「え！何で！太陽ばかりズルい！」

拓弥「お前はパンティーしか言わないだろ！」

昌輝「んな訳あるか！俺もきちんと話すわ！」

そう言い合ってる2人を目の前にし、

私は太陽さんと目を合わせ笑った。

拓弥「何、笑ってんだよ.....」

昌輝「そうだ！何笑ってるんだよ！」

『いや、普段の拓弥と違って何か面白い笑』

そう言うと、拓弥は髪を掻き分けながら

「あっそ」って言った。

多分、彼の髪を掻き分ける仕草は

照れた証なんだろうなぁ。

太陽「拓弥はああ見えて多分照れてるから。」

『みたいだね笑笑』

私はそう言い放つと、

太陽さんは少し謎めいた顔をした。

多分、太陽さんは

拓弥の癖に気付いてないんだろうな。

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